ショボいプロジェクトとご褒美 | ハイジの退屈日記 パリ・東京

ショボいプロジェクトとご褒美

1年以上かけて準備した
「大グローバル・プロジェクト」本番が、このほど無事に終わった。

夫ペーター(日本人)によると
私はよく寝ながら、うさなれていたそうだが
やっとこれで、眠りの浅い日々から解放されそう。




いやーーーー。
今までの仕事人生において
大きなイベント系の仕事は数えられないほどやってきたが
今回のような苦労は初めての部類だったね。

規模が大きなプロジェクトともなると
雪だるま式に「登場人物」が増えてくるもんだが
ハッキリ言いましょう、
こんなに「素人」「仕事ができない」「だらしない」人ばかりが関わったプロジェクトは経験がない。

今までの仕事人生において
いかに私が優秀な人々に恵まれてきたかがよくわかったが、
なぜゆえに、今回こんな経験をしたか考えてみると、
やはりプロジェクト・オーナーである本社の甚だしい素人ぶり、
かつ低予算ゆえかと思われる。




さて、とりあえず、先週の金曜日、無事に本プロジェクトは一旦終わったので
何か美味しいものを自分にご馳走しよう、と考えた。

かといって、一人寿司屋に行くほどのマメさはなく、
どちらにしても、家でひとりワインを飲むのが一番の楽しみであるからして、
家で自分で調理しなくて済むようなものを
デパ地下で買って帰ろう、という
あくまで地味なワタクシ。

ところが、あんなに種類豊富なデパ地下でも
あまりないのだね、私の食指がそそられるものが。
普段の慎ましい食生活ゆえ、想像力が欠如しているのでしょう。

1年頑張った自分へのご褒美の食材なんだからさ!
高級シャンパンとか、ベルーガ産キャビアとか!と今は思うが、

その時、私の脳裏をかすめた食材は
ピッツアとコロッケ。
あと、なぜか、松前漬け。
哀しいほど庶民。

しかし、実際にそれらを目にしたら
あまり惹かれなかった。

で、結局、モッツァレラと生ハムとバジルを買って帰った。
脳裏をかすめたものもショボいが、
実際に購入したものもショボい。

プロジェクトとそのご褒美。
実態には合っていたのかも。