Amazon Primeで1970年の日本映画「幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形」を見た。ストーリィは破綻してるのに強引に90分以上の作品にまとめ上げるというさすがな内容。黒澤明、溝口健二、木下恵介の偉大さを改めて感じられる作品となった。ちなみにこの監督は山本迪夫
 松尾嘉代(当時27歳)と中尾彬(当時28歳)が出演している。松尾嘉代は超ミニのワンピを着て頑張っている。とびきりの美人ではないが、庶民派美人として好感を持つ。この20年後「脱ぎま~す」とか言って突然ガンガン脱ぎだしたのが忘れられない。あの時50直前だったのにあの体は見事というほかなかったが、できればこの頃に脱いでほしかったと思う。
 “血を吸う人形”役の小林 夕岐子はこの後余り出演作に恵まれず4年後には引退状態。ひややかな美人として活躍できたと思える女優さんなので、残念なことであります。