昨夜眠る前、脱脂粉乳について思い出したことがある。例のちょっとあったか脱脂粉乳。たまにココア味の時があったなぁ、と。もちろん自分は好きで飲んでゐたが、嫌いな人には何を混ぜてもダメなようで、評判はイマイチだったなぁ。
さて、給食のメインディッシュについて。実は自分はよく覚えて居ない。同窓のMr.Maedaのコメントによると、「鯨のカツにふたつまみ程の千切りキャベツにウスターソースかけ」て食べたとの記述がある。そういへば、鯨肉は食べた記憶がある。ただ、どんな調理方法でどれだけの頻度出されたかは覚えて居ないが、豚肉より安かった鯨肉はよく使われていたのではないかと推測できる。我が家の食卓では鯨肉のステーキや生姜焼きはよく食べさせられたからである。
アルマイト製の皿に入れられたシチュー類の記憶はある。クリームシチューと、カレーシチュー、この2種類は覚えて居る。何となくぼやけたような、切れ味の悪いような味も覚えて居る。先に書いた生徒数が非常に多かった時代、いろんな粉物が入って居たのだろう。
まあ、シチューをコッペパンで食べるにはいいが、ソフト麺(うどん寄りのラーメン・スパゲッティが1人前ずつ袋詰めされていた)で食べるのは慣れなかった。カレーシチューと冷たいソフト麺が机の上に並んでいる時、最初はどうするべきか悩んだものだ。ソフト麺は重宝だったらしく、ミートソース、五目あんかけ風スープ、中華風スープなといろんなバリエーションがあった。一番すごいと思ったのはやっぱりミートソース。うどんにミートソースが合うのかどうか。今ならいろんなトッピングが可能な時代なので、却ってアリかも知れないが、当時は食べてゐながらも、頭が付いて行って居なかった気がする。それでも、ミートソースの味はよかったので、旨かったのですよこれが。だから、何度も出ました。シチューをかけて食べるのは少なかったと思い〼。さすがに評判悪かったのでしょう。
さて、パンの話に戻るが、コッペパンだけでなく、たまに角食が出た。袋の中に2枚入って居るものが配られた時は、「今日はコッペじゃない!」と喜んだ。添えられたバター、マーガリン、ジャム、はちみつもどき、どれもコッペパンに付けた時より美味いと思えた。だが小学5,6年のある日、角食の袋の中に虫が入り込んでいるのが見つかり、角食は食べるなと指令が来た。せっかくの角食の日なのに食べられないの!?とがっかりさせられたものだ。 Mr.Maedaの証言によると、「2週に1回くらいソフト麺と同じくらいの頻度で豆パン。ごく稀にご飯とカレーだったと記憶している。」とのこと。自分には豆パンの記憶はないのだけれど、食べたことはあるのかも知れない。ただ、ご飯については“なかった”と言える。かなり切望していたのだが、出された記憶が全くないのである。だから、学校によって、地域によって給食の内容は違ったのだろう。