次は牛乳。瓶時代とテトラパック時代があったが、小学4~5年には瓶になっていた。上の紙製の蓋を指か専用のふた開け器(下の写真参照。正式名称は不明)で開けて飲んだが、今でも瓶の牛乳の方が味が良いと思い込んでいる人は居るようだ。それはともかく、その開けた蓋が後に牛パンとなり大流行した。牛パンとは牛乳の蓋のパッチ(メンコ)のことで、男子のほとんどはコレのパッチ遊びにいそしんだ。しかし不潔ということでPTAから苦情が来て全面禁止となってしまった。

 そしてテトラパック(下の写真参照)時代。中学になったらコレだったと思う。材料をムダなく利用できるので世界中で使われるようになったそうだが、形状が特殊なので積み上げることが難しく、搬送するのに六角形の専用ケースが必要なことなどで徐々に消えて行ったそうな(以上Wikipedia参照)。まあ、輸送にはキツそうだが、机の上に置く分には非常に安定感があった。味に変わりはなかったと思うけれど、中には「蝋くさい」という人もいた。テトラパックの紙に浸透防止用の蝋が使用されているからと主張していたが、どうなんだろう?