イタリアン・プログレッシヴ・ロックのビッグ3を挙げるとすると、P.F.M (1st ~ Jet Lagまで). Area アレア (1st ~ 1978まで) ,そしてIL VOLO イル・ヴォロ (※今あるイケメン・コーラス・グループではない。アルバムは2枚しかリリースされていないが、どちらも最高レベル)だろう。OSANNA オザンナ、IL BALLET DI BRONZO イル・バレット・ディ・ブロンゾ、GOBLIN ゴブリンも悩むところだが、やはり先の3バンドが頭半分出ている気がする。
そんな最高峰のイル・ヴォロなのに、この1stを入手したのは今回が初めて。ナゼかというと、収録時間が短いから。アルバム1枚2500円の時代には最低40分収録のアルバムでないと、手が伸びにくかった。(その分、ジェネシスなんか、AB面合わせて60分近くあったりして、それはもう満腹満足だったりした。)それに、早いうちにヤマザキ君から借りてフェリクローム・テープに録音して持っていたのも大きいかもしれない。2nd「 「Essere O Non Essere? Essere, Essere, Essere!」 (1975)」はアナログもCDも持っているのだから、完全に片手落ちである。しかも今回収録時間を調べて見たら、1stの方が若干長いこともわかった。なんだかなぁ、な状況ではあるが、とにかく念願かなってやっと入手したわけです。しかもリマスター盤で1000円。超高音質CDでなければこれくらいで買える。よい時代になったものです。