今日はいよいよ、 ジュゼッペ・トルナトーレの名品「 『ニュー・シネマ・パラダイスNuovo Cinema Paradiso』。みなさまお好きですよね。自分もそうなのですが、ただ、天邪鬼なもので、紹介するのはあまり潔しとしない。というか、自分が紹介などしなくてもみんな知ってるもう見てる。だからなおさら触れたくないのだが、しかし今はエンニオ・モリコーネおじさんのページであるからして、そうなると、この曲を紹介しない訳にはいかないわけで。

 

 と、聞き始めたらすぐに物語に惹き込まれる。風景が浮かぶ。意識が飛ぶ。もう気分は欧州の片田舎。古い映画館。素朴な人々。高い日差し。乾いた風。情熱的な喧噪・・・・

 さすがはマエストロの仕事。お見事。と言うしかない。
 それにしても、イタリアは映画監督と音楽家の“切っても切れない仲”というのが多いですな。ダリオ・アルジェントゴブリンフェデリコ・フェリーニニーノ・ロータセルジオ・レオーネとエンニオ・モリコーネ。そして、ジュゼッペ・トルナトーレも、結構エンニオ・モリコーネな訳だ。

  


 ところで、この映画大ヒットの原動力となった少年トトの現在をご存知かな?

↑今の彼です。名前はサルヴァトーレ・カシオ。4年前、テレビの 「世界不思議発見!」に出てましたね。故郷のシチリア島でホテルとレストランを経営してるとか。マコーレー・カルキンハーレイ・ジョエル・オスメントみたいに激変していなくてよかったぁ。