先週4か月ぶり位で床屋に行った。900円でカットしてくれる激安店だ。チケット買ってちゃちゃっと10分程度でやってくれるのが気に入っている。こんな程度でいいのだ床屋は。
思えばガキの頃から床屋は苦手だった。
何故か?
脇腹がむず痒くなるからである。小学校の頃は重傷で、耳の近くに指や挟が近づくと脇が痙攣するほどくすぐったくなって、髪を洗う時もそうだから、もはや切るどころではないのだ本当は。それでも切らなきゃならないから床屋にいる時は苦悶の時間となるのであった。(当時も今も長髪の小学生というのは常識外でしょうから)
まあ脇腹は年を重ねるごとに耐えられるようになっていき、徐々に床屋にも慣れて行ったが、高校1年の時、ますます床屋を嫌いになる事件が起こった。馴染みの床屋の奥さんがなくなり、やる気をなくした主人が「ここはもうやらないから他の所へ行って」と言われ仕方なく2丁ほど離れた別の床屋へ行った時の事、入るといきなり言われたのが「君、どこの小学校?」
当時16歳。高校1年生である自分は酷く傷ついた。それから、ますます床屋が嫌いになり、これが高校時代長髪にするきっかけとなったのである。
それからは毛先を「レザーカッター」で整える程度で乗り切って来た自分だが、1980年代を迎えて試練が襲った。パンク/ニューウエイブ及びテクノ・ムーヴメントの台頭である。要は長髪は「ダサイ」時代となり、自分も髪を切らなければモテナイ時代に突入してしまった訳である。それで自分は当時好きだったプラスチックスの佐久間正英の写真を握りしめて床屋へ行き、テクノカットの若僧となったのである。その後はよりカッコイイ髪を求めて美容院へ出入りするようになり、その業界に友人もできた。そしてカットだけで4000円とかが普通だと思うようにもなっていた。
それから十数年後のある日。街中をふらついていたら、1000円カットの店が目についた。丁度髪が伸びて来ていたのでひやかし半分で入店した。ダメだったらいつもの美容室で整えてもらったらいいだろう位に思っていたのだが、10分程度でそこそこの髪になったことで、床屋嫌いだった自分がむくむくとまた鎌首をもたげはじめた。「床屋ってこんなもんでいいんじゃないか。時間とられないし、髪形もそこそこ。余計な話題を見つける必要性もなく、すっと何も考えずに出ることが出来る。」まったく気楽なのだ。
それからはもう900~1000円カットだけで髪を切っている。しかも3~4か月に1回だから、支出も年に4~5千円程度。まあ、自分の場合は、コレデイイノダ。
思えばガキの頃から床屋は苦手だった。
何故か?
脇腹がむず痒くなるからである。小学校の頃は重傷で、耳の近くに指や挟が近づくと脇が痙攣するほどくすぐったくなって、髪を洗う時もそうだから、もはや切るどころではないのだ本当は。それでも切らなきゃならないから床屋にいる時は苦悶の時間となるのであった。(当時も今も長髪の小学生というのは常識外でしょうから)
まあ脇腹は年を重ねるごとに耐えられるようになっていき、徐々に床屋にも慣れて行ったが、高校1年の時、ますます床屋を嫌いになる事件が起こった。馴染みの床屋の奥さんがなくなり、やる気をなくした主人が「ここはもうやらないから他の所へ行って」と言われ仕方なく2丁ほど離れた別の床屋へ行った時の事、入るといきなり言われたのが「君、どこの小学校?」
当時16歳。高校1年生である自分は酷く傷ついた。それから、ますます床屋が嫌いになり、これが高校時代長髪にするきっかけとなったのである。
それからは毛先を「レザーカッター」で整える程度で乗り切って来た自分だが、1980年代を迎えて試練が襲った。パンク/ニューウエイブ及びテクノ・ムーヴメントの台頭である。要は長髪は「ダサイ」時代となり、自分も髪を切らなければモテナイ時代に突入してしまった訳である。それで自分は当時好きだったプラスチックスの佐久間正英の写真を握りしめて床屋へ行き、テクノカットの若僧となったのである。その後はよりカッコイイ髪を求めて美容院へ出入りするようになり、その業界に友人もできた。そしてカットだけで4000円とかが普通だと思うようにもなっていた。
それから十数年後のある日。街中をふらついていたら、1000円カットの店が目についた。丁度髪が伸びて来ていたのでひやかし半分で入店した。ダメだったらいつもの美容室で整えてもらったらいいだろう位に思っていたのだが、10分程度でそこそこの髪になったことで、床屋嫌いだった自分がむくむくとまた鎌首をもたげはじめた。「床屋ってこんなもんでいいんじゃないか。時間とられないし、髪形もそこそこ。余計な話題を見つける必要性もなく、すっと何も考えずに出ることが出来る。」まったく気楽なのだ。
それからはもう900~1000円カットだけで髪を切っている。しかも3~4か月に1回だから、支出も年に4~5千円程度。まあ、自分の場合は、コレデイイノダ。