自分はある有名ブランドの社長の調査をしている。話では広島県の小島に社長個人名義の天文台兼別荘がある。それを何故かわれわれは問題ありと見ている。なぜ社のもの、社員も利用できる施設としないのかと思っている。そして現地へと乗り込む。
別荘は瀬戸内海の小島にあった。この島にはほかに建物はない。外観からは天文台には見えないつくり。鍵を開けて中へ入る。われわれは手分けして家捜しをする。テーブルや家具などの価値を調査し、机などの引出しをあけては金目のものを見つけると、その度に「これが問題だ」というような発言を繰り返す。(なんか労働組合の調査員か税務署員みたいだな)。
二階も家捜しをする。机の中のものを引っ張り出しては、その価値を査定するが、天文台ではないのがわかってくる。しかし、そのことはもうどうでもいいようだ。ほかの仲間は熱心に家捜しを続けているが、自分は興味をなくし、窓から外を眺める。すると、向いの小島に教会とその周辺施設があることに気づく。
自分は急いで階段を降り、外へと出る。すると、そこはガラス張りの植物園の駅舎になっており(注:これは以前スペイン旅行したときに降り立ったある駅舎の構造が影響していると思われる。駅の名前は忘れたが、駅構内に植物園が併設してあった)、人々がせわしなく行き交っている。その中、自分はガラス越しに教会の写真を撮り始める。(この時、これらの施設はみな地下道で繋がっているのだな、と直感的に思ってしまう。)数枚撮影して、やっと、外に出て撮ったほうがよい写真が撮れると気づき、駅舎を出る。
そして、カメラを向けると、そこはもう教会とその周辺施設ではなく、昔の香港の九龍城みたいな威容の建物になっており、その巨大さゆえフレームに入りきらない。自分はカメラのピントを合わせながら、
「さすが、通天閣はスケールがでかい。別格だな!」
と感動しながら、シャッターを押す。
別荘は瀬戸内海の小島にあった。この島にはほかに建物はない。外観からは天文台には見えないつくり。鍵を開けて中へ入る。われわれは手分けして家捜しをする。テーブルや家具などの価値を調査し、机などの引出しをあけては金目のものを見つけると、その度に「これが問題だ」というような発言を繰り返す。(なんか労働組合の調査員か税務署員みたいだな)。
二階も家捜しをする。机の中のものを引っ張り出しては、その価値を査定するが、天文台ではないのがわかってくる。しかし、そのことはもうどうでもいいようだ。ほかの仲間は熱心に家捜しを続けているが、自分は興味をなくし、窓から外を眺める。すると、向いの小島に教会とその周辺施設があることに気づく。
自分は急いで階段を降り、外へと出る。すると、そこはガラス張りの植物園の駅舎になっており(注:これは以前スペイン旅行したときに降り立ったある駅舎の構造が影響していると思われる。駅の名前は忘れたが、駅構内に植物園が併設してあった)、人々がせわしなく行き交っている。その中、自分はガラス越しに教会の写真を撮り始める。(この時、これらの施設はみな地下道で繋がっているのだな、と直感的に思ってしまう。)数枚撮影して、やっと、外に出て撮ったほうがよい写真が撮れると気づき、駅舎を出る。
そして、カメラを向けると、そこはもう教会とその周辺施設ではなく、昔の香港の九龍城みたいな威容の建物になっており、その巨大さゆえフレームに入りきらない。自分はカメラのピントを合わせながら、
「さすが、通天閣はスケールがでかい。別格だな!」
と感動しながら、シャッターを押す。