
裏の小高い丘の頂上に祠のあとのようなものが残っていた。工場の守り神だったのだろうか?



定山渓には他にも、中を覗くと、風呂場のような場所にこんこんとお湯が湧き出ている元旅館か寮のような建物、あるいは1982年のなめ猫カレンダーが飾られている元アパートであろう建物などもあった。当時すでに不況で、派手なホテルの脇にどす黒いスポットがあり、そこにはかつて棲んでいた人々の幻が沢山蠢いていた。

今はもうどのあたりだったか、まったく思い出せないが、遊園地あとの廃墟があり、陸に上がった漁船や小さなSLが転がっていたりした。このネガはいずれ改めてスキャニングしようと思っている。