また思ひ出話を書こうと思っていたら、昨夜の『報道ステーション』を見ていて非常に気になったのでひと言。

$旧聞逍遙  中国青海省地震を伝えているときのこと。青海省にはチベット族の人々が多いという背景に基づいて、古舘伊知郎氏の横に座るコメンテーター=朝日新聞編集委員の一色清氏が次のようにのたまわった。

 「(青海省は)チベット族の地ですから、やはり、中国としては、かなり、こう、気を使う所があって、まあ、感謝される位救援してですね、やはり、融和に役立てたいというような気は当然あると思うんですね。ですからまあ、副首相クラスの人が現地にも赴いて、今後もかなり手厚い救援状況(体制のことか:筆者注)をとるんじゃないかと思いますけどね。」
 オドロキである。一色氏はまるで中国政府側のような話しぶり。中国政府のスポークスマンのようではありませぬか。しかもここには、この時点でひとつの事実も入り込んでいないのです。希望的観測のみなのです。これを解説といえますか?いくら朝日新聞が盲目的に中国が大好きとはいえ、もう少し俯瞰した見方、意見を聞かせてほしいものです。

 昨日ご飯食べながら、「何言ってるんだろこの人。」と思い、だんだん腹たってきてしまいました。
 いやあ、参った参った。