
先日、新たな恐怖を観たくて、オーメン2006年のリメイク版を借りた。どんな料理の仕方をしてくれているのか、ずう~っと気になっていたのだ。

だがちょっと待て。最近のワタクシメはハリウッド大作ほとんど観ていないぢゃないか。観てないんなら仕様ないだろ。だぁってハリウッド大作グッと来ないんだもぉん。ダヴィンチコードにもやられちゃったし。かなり信用なくしてるぞ君達(って誰?)。と一人ボケツッコミ。


このリメイク作はどうやら「オーメン公開30周年」を記念してムリックリ作られたものなのだろう。それ以外に意味は全く見出せなかった。『シャル・ウィ・ダンス?』のリメイクといい、最近のハリウッドはたるんどるぞ。こんな無駄遣いするんなら有能な新人監督や脚本家を発掘し彼等に新作を撮らせたらよいぢゃないか。「ローズマリーの赤ちゃん」のリメイクが進行中と噂されているが、もう止めた方がいいぞ君達(って誰だっての!?)。

突然ですが、ヴァンゲリスが居たバンド「アフロディテス・チャイルド」のアルバム『666』。最初聴いた時は、なんか聖書のことか何か扱ってる?程度のノリで聴いていただけで、『666』の意味など考えも至らなかった。それだけではない。当時のワタクシメは、ヴァンゲリスのコンポーザーとしての才能の素晴らしさを理解せず、「ギター(Silver Koulouris)、すごいよな。」「∞ で女が喘いでるぜ。」などとピンぼけなことばかり言っておったのです。(ちなみに喘いでいたのはギリシャ出身の大女優 イレーネ・パパス)
それにつけてもこのメンバーの演奏力と構成力そして芸術性の高さは何ということだろう。当時全く未知のロック・カントリーだったギリシャの底力を見せつけられた感じがした。
『666』この意味を知ったのが『オーメン』を観てからだったのです。ジャケットを良く見たらちゃんと英語で説明されているんですけどね。ろくに辞書もひかんと知ったかぶりでした。
……反省。