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 今日は映画の2本立て。こちらは邦画。
"リアリズムの宿”公式サイト
 この映画がどう評価されているのか自分は全く知らない。ただ、つげ義春作品『リアリズムの宿』とは、ところどころモチーフにして切り分けて使ってはいるものの、まったく違う内容であるとはいえるだろう。熱烈なつげ義春ファンにはあまりお勧めはできない作品だ。
 自分には映画の内容そのものにあまり関係がなく、興味をそそられる部分があったのだ。
 それは、木下役は山本浩司という人が余りに高校時代からの友人『斎藤君』にそっくりなのだ。ぽつぽつと素朴な話し方。そして酔うと何かわからん理論をしゃべり出すところ、体つきやファッション・センス、そのほとんどが完璧に近かったのだ。
 今『斎藤君』はフォトグラファーとして活躍しているけれど、しばらく逢っていない。多分映画 “リアリズムの宿” の『木下君』とはかなり違う風貌になっていることだろう。まあ、年も違うからね。
 あと、脚本家の坪井役:長塚圭史はあのアンガールズの山根ににていると思ったのだが、自分だけだろうか?
 “くるり”の音楽。最初はピンともこなかったのだけれど、だんだん良くなって来たようだ。今も頭の中で回っている。だから“くるり”か。
 NIKKIはそんな彼らの最新作。最近ずいぶんもてはやされている“くるり”だけれど、マスコミに惑わされず、マイペースを守って息長く頑張ってほしいものだ。