おや、ちょっと違う(大分)と思った方、ツェッペリンお好きですね。誰が何と言おうとジミー・ペイジを弁護しますね。そう、違います。こちらはファッション・フォト。Ormand Gigliという1960年代を中心に活躍したフォトグラファーの作品です。
そして、こちらがご存じLed Zeppelin'75年の名作『PHYSICAL GRAFFITI』のアルバム・ジャケット。わざわざLPジャケットからスキャンする自分は馬鹿なのでしょうね多分。
自分はこちらの方が先です、やはり。元ネタがあると知ったのはこのアルバム発表から約10年経過していました。『世界写真全集9 ファッション・フォトグラフィ』を入手してからです。「 ああっ、こっちが先だったのか。やられたっ。」という感じでした。
ファッションは移ろいやすく時には軽薄に見られる向きもありますが、さて音楽ではというと、この『PHYSICAL GRAFFITI』。今でこそツェッペリン大本命の代表作ということになっていますが、発表当初は賛否両論で評価はまちまちでした。今も活躍する某評論家は「ハードロックの原点へ還れ。」みたいなこと書いて評価低かったですが、今見ると同一人物が代表作として挙げているのだから、参った参った。音楽も移ろいますが、音楽評論家は軽薄に見られても仕方ありますまい。