こんにちは、semです。
まもなく娘は小学生!
幼児教育と言える期間も終わりです





本ブログは、娘が1歳10ヶ月の頃に「私自身が幼児教育を学び、かつ日々の習慣とする」目的で付け始めた記録です。
「私はこの幼児教育期間が終わる時、どんな記録を残すかな〜」とあれこれ妄想していました。
いよいよその時が来た訳ですが(笑)、
まぁ、今から記録する内容は、あの頃想像していたものとは大分中身が違いますね…。
娘と2,190日ほど学びを継続してきて、私の考えも少し変わった…と言いますか、色々な宗派(笑)の良さを理解することができ、視野が拡がったなと思います

以下はまとまりもない長文です。
6年分の手記としてお許しください。。







前段の結論。
幼児教育で、生まれ持った性質(遺伝)を塗り替えることを目的にしない、です。
幼児教育界に足を踏み入れたほんの数年前、
今よりずっと「何もかも親の(ママの)責任」論が大手を振っていたなぁと思います。
- 子どもは真っ白なキャンパスだと四方八方から言われ、しっかりせねばと肩に力が入る
雑誌で、東大生の幼少期!という特集を読んで、「そうか、子どもの能力開発は親次第なんだ…」という思い込みに囚われる
『親の一挙一動が子どもの育ちに影響するのだ』的なアドバイスを真に受け、メンタルが闇落ちする
いやいや!
今なら当時の自分を笑い飛ばしちゃいます

違うかなって。



0歳の時から(ここ大事)、
我が子を観察し、
あれこれと試行錯誤し、
親の関わり方に思い悩み、
あまりの上手く行かなさに心を痛め、
幼児相手にキレたくなる情けなさに涙し、、
情報を集め、書籍を読み、
真正面から向き合ってきた親御様方であればきっと、
「真っ白なキャンパス?能力開発は親の采配?一挙一動が?それはちょっと違うかな!」と同じ思いを抱かれると思います。
じっくり子どもを観察して、子どもは真っ白なキャンパスなどじゃなく、割と濃い目の下書きがされているな…と気付きました。
親が出来るのは子どもの能力が伸びるチャンスを「見過ごさない、潰さない、邪魔しない」こと、
「適性を踏まえてどこで戦うのが適切か」のアドバイスをする程度かしら…と悟りました。
(※それが本人に聞き入れられるかすら分からないけど。)
そうそう、家庭環境が子どものパーソナリティに与える影響は「0%」らしいですね
(遺伝+家庭外環境で100%)。※虐待などの例はもちろん除く。
それなら、親の一挙一動が子どもの育ちに影響している…なーんて闇落ちする時間って、ムダですね

ひとまず、ごちゃごちゃと反省するよりも明らかに子どもにプラスなのは、親が笑顔でいることなんじゃないですかね。
(※ただしこれは、闇落ちするよりもメンタル的な難度が高いんですが(迫真))
いずれにしろ、子どもを、幼児教育で別の色に塗り替えることは出来ないし、そもそも目的にすべきでも無いと、最初に肝に銘じるべきなんだなと思います。
※注釈
遺伝(1〜5)×努力(1〜5 )=実力(1〜25)、なのだろうと思いますが、努力出来る力にも遺伝が関係するようです。
でも、「習慣」に遺伝は関係ありません。
親の関与により、ひとまず学びを「習慣」とするのは、プラスしか無いと考えます。





中段の結論。
「SNS発信や尤もらしい知育の各種言説に不安にならず、子どもの持ち味発見に全力を注ぐ」です。
元々、空間認識能力に強みのある子どもが、積み木やLEGOを好きになることが出来、素晴らしい作品を作りながらますます強みを伸ばすのです。
例えばLEGO遊びを強いたら空間認識能力が高まる訳では無さそうです。
元々、論理的思考に強みのある子どもが、パズルを好きになることが出来、ますます強みを伸ばすのです。
パズル遊びを強いたら論理的思考力が伸びる訳では無さそうです。
元々、識字能力に強みのある子どもが、幼少期から自力読みが出来、ますます強みを伸ばすのです。
自力読みを強いたら識字能力が高まる訳では無さそうです。
子どもの能力開発が親次第…なのでは無く、
子どもの『持ち味』を見つけてあげ、伸ばす&活かす環境を用意出来るかが、親次第
…なのだと思います。
ま、その親の努力は、20-30年後の子どもの姿には1%も影響が無いとしても、ね!

(※10代までは親の努力の影響があるらしいですがね)
別に良いじゃないですか!
環境という変数にしか働き掛けられないとしても、親の行動は何ら変わりません。
きっと、楽しい思い出や心の支えになることでしょう。
それだって、データに表れない生きる力ですから。
親がいたずらに不安にならず、流されず、子どもを信頼して(※それも努力がいる)、いま良いと思うことをしてあげれば十分かなと思います。





後段の結論。
「自分対比で成長するために学ぶ、このままの状態に甘んじないためにこそ学ぶ」です。
娘が1歳10ヶ月の頃から書き始めたブログですが、私自身も子育てを通じて自らが知育されたような気がしています

何歳であろうと、学び続けることこそが『このままの状態に甘んじない』、ただ1つの確かな手段だと思います。
「どんなに努力したって、元々の才ある人には後から抜かされる」
残念ながら、私の人生を振り返ってもそれは完全に事実でしたし、
我が子達も、悔しく思うことも絶望することもあるだろうと思います。
学生のうちは、「学力」が評価軸ですから。
しかしながら、
受験戦争を勝ち抜いて高い学歴を手に入れ、
満を持して社会に出たにも関わらず、
自立心や判断力が低いせいで台無しになっているケースも、私はこれまでたくさん目にしてきました。
行動を起こすのが自分起点となったとき、
判断に責任を伴うとき、
頼りになるのは、自身の知力と胆力と、信頼を伴う人間関係なのだと思います。
真に優秀な人間とは、これらを駆使して
「今、自分が何をすべきなのか」を、常に的確に判断している者のことを指すのだと思います。
私は、子どもにはこの真の優秀さを身に付けて欲しいから、
伝え方も理解してもらうのも実践するのもとても難しいけれど、行動で伝え続けます。
「このままの状態に甘んじない」ために学ぶ姿勢こそ尊い。
その姿勢が、自分自身を過去よりもっと良くするのです。
その姿勢に、人は感銘を受けるのだと思います。
信念を持って、巷に溢れる雑音を無効化して欲しいと思います。
とは言え、子ども達はまだまだひよっ子。。
まだしばらくは、母も一緒に学ばせてもらいながら、家族全員で楽しい家庭学習を継続していきたいと思います

長くなってしまったなぁ…

ここまで読んで頂いた方がいらっしゃったなら、本当にありがとうございます。
そして仲良くして頂いている皆さま、引き続き宜しくお願い致します












