ウィンブルドン優勝者の秘密 | ラケットにものを言わせたい!?

ラケットにものを言わせたい!?

大好きなテニスのコトなど

タイトル程たいした記事ではナイのですが
ちょっと“おっ!!”と気付いた事がありましたので
ちと書かせていただきます
(今回かなりテニスオタクなお話しです(^_^;)


とうとうビヨン=ボルグの五連覇に並んだロジャーフェデラー
来年はレンショーの六連勝(←来年の放送では 絶対コノくだらないダジャレ言う
アナウンサーか解説者がいると思う)に挑む事に~★
(ボルグは七、八連覇は可能だと言ってましたね★)

記録を確認する為に ウィンブルドン男子歴代優勝者 を見ていたのですが
そのボルグ以降の優勝者は、それはもう
サーブ&ボレーヤー、オールラウンダーのオンパレード
(そんな事 わざわざ見なくてもご存知の方も多いかと(^_^;)

ベースライナーで優勝出来たのは
ボルグ以外では、アンドレ=アガシ、レイトン=ヒューイットの二名のみ!
(本人達は自分はオールラウンダーだと言い張るでしょうケド(^◇^;)

やはりストローカーに厳しいウィンブルドンですが
(ネットプレーヤーにより厳しいロランギャロスよりはマシかも)
準優勝者の顔ぶれを見てみますと、結構ストローカーが並んでます★
近いところからいくと
ラファエル=ナダル、アンディ=ロディック、ダビド=ナルバンディアン
マリバイ=ワシントン、ジム=クーリエ、イワン=レンドル・・・

私がふと気付いたのは ココ

優勝者も含め、このベースライナー達の中で一人だけ仲間はずれがいます
誰だか分かりますか?(ワシントンだけ黒人 とかは違いますので(^^ゞ)

スグに気付かれた方は、私同様かなりのテニオタでしょうか!?


それはイワン=レンドル

彼だけ 片手バックハンド なんです~(/--)/


つまりウィンブルドンはベースライナーには厳しいが
片手バックハンドのベースライナーには より厳しいんです~(>_<)ヽ

そして、あれだけ強かったイワン=レンドルが
ここウィンブルドンでは勝てなかった
テニス界の七不思議の一因がココにあると思われます~

イレギュラーの多い芝では、恐らく両手なら対応できる球も
片手ではトップスピンやフラットドライブを打ち続ける事が困難なんでしょう

となるとスライスの頻度が高くなり、そのスライスを生かすには
オールラウンドなプレイやネットが必須って事に!

実際 レンドルもウィンブルドンではネットに積極的に出ていました~
ただ私が思うに、それが成功しなかったのはウィンブルドンでしか
ネットプレーを取り入れなかったからではないかと・・

なので、レンドルがウィンブルドンだけプレースタイルを変えたのは失敗で
普段通りのプレーをしていたら勝てたのではという論もありますが
(コチラ→ [レンドル最強説&フェデラー最強説]で素晴らしい考察&論議がされています
より興味のあるテニオタな方は行ってみて下さい)

これだけ片手バックハンドのストローカーが皆無な状況を見れば
普段通りのプレーでも優勝は出来なかったと思います

普段からのオールラウンダーへの進化が必要だったと・・・


さて、不運な日程&進行のおかげで
今年も準優勝に終わってしまったナダルですが
彼はボルグやアガシ同様、両手打ちバックハンドなので
来年以降、優勝の可能性は十分あります♪
と言いたいトコなのですが
歴代優勝者&準優勝者を見ていると、そうとは言えない様です~

実は過去 二年連続準優勝というのは結構いるんですが
その後 優勝できたのは、当時 劇的勝利と云われた
ジミー=コナーズがジョン=マッケンローを破って優勝した
たった一回だけなんですよね~(x_x)

ナダルもコナーズと同じ左利きという共通点もあるにはありますが・・・

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