こんばんは、店長です。
明日で8月も終わり。さらに今年もあと3ヶ月。
早すぎる。
さてさて、先日のブログでもお話ししましたワイルドクロスディスカス。
何をそんなにピーピーギャーギャー言ってんだ?とも思いますが、
全ての改良ディスカスの先祖でもあるワイルドディスカス。
その血はブリーディングするにあたり必ず必要なものとなることは皆さまご存知の通りです。
ただブリーダーともなるとそのワイルドディスカスの血をどう考え、どう使うかが最も重要なスタートかと私は考えます。
まず、ブリーディングするにあたり、濃くなった血をワイルドディスカスを交配することで強くすること。
これは累代繁殖する中で必ず訪れることかと思います。
品種の維持に繋がることですね。
つぎにワイルドディスカスを交配し、新しい品種を作ること。
これに関しては、ブリーダーのセンスと忍耐力、技術を持って取り掛かるか、またどのような魚を作るのかが非常に重要で、
ここが私が、ワイルドクロスディスカスに魅力を感じるところでもあります。
要は自然界に生きていた魚を使い出会う訳がない組み合わせともなると、一筋縄には行かず、
仮に次世代には両者の良いとこだけ取れたF1個体がとれれば良いのですが、
それは問屋がおろさないこと。
親の目利きがよく素晴らしい個体が出現したとしても、次には品種固定する長い道のりがあり、そこにもやはり、センス、選別眼、忍耐力が必要となります。
私はブリーダーではありませんからこれらの方から聞いたことでしかありませんが、そう言った苦労の積み重ねがあり、今に至るのかなと思っています。
とくにワイルドディスカスのみでこういった交配を経て作られた個体は別格で、
美しい魚であれば尚更ですが、単純な見た目だけでは計り知れないものがあることまで考えたり想像すれば、より奥深いものになるかと。
どのような品種を使ったのか?
それらの特徴がどこに出ているか?
とか考えるだけで楽しくなるのは自分だけ?笑
てことで、次回マレーシア便は究極のワイルドクロスディスカスが入荷予定です。
沢山の海外ブリーダーの中でもこれほどの交配をした魚はそうはいない、いやいないと断言できると思います。
それほど価値ある魚かなぁと思っています。
画質荒いですが、、、、
某ワイルドロイヤルブルー✖️ヤムンダブルームーン