このところ、同じような記事ばかり、

目に入る。

いわゆるの、ユーザーアルゴリズムで、

僕の現在の脳内メーカーが、見つけて、

探して、欲してることなのかもしれない。


確かに、政治的な記事とか、経済的な記事は、僕の目には、画面を埋める、

ニギヤカシに過ぎないかもね。


で、どんな記事に囲まれてるかというと、

いわゆる 性的な事件。


世界の中でも、飛び抜けて、清潔で、

社会秩序の整った、品位のある国の、

おもてなしで親切な国民と、

ゴミひとつ 落ちてない、その町角の、

日々、陽の当たらない暗がりで、声を潜めて、目を灯らせ、人の心の陽だまりを踏みにじる行為の数々。


釈然としない。

まるで、この国の影が悲鳴をあげながら、

隅々まで染み込んでいるかのよう。


遠い国の、むごたらしい戦争や、いさかいの連鎖とは違い、

整理整頓、清浄清潔な空間が逆にこわい。


                                   ○


なれども!


おやじは、しゃがれた声でも、

裏声になりながらも、 小さく叫ぶ!


[ 性的 ]  という言葉は、いかにも、

このテーマの納まりのワルさを表してると思う。


実に! 性的でない、生物は存在しない。


昭和の文学巨匠 大江健三郎 氏は、

人類の その納まりのワルさを 個として、

くっきり 言葉にし、作品として顕した。

「 性的人間 」


バツのワルさ・・


しかめる顔、背ける、言葉。


されど、切り刻まれ、みざるいわざるきかざる の善良なる市民よ!

逃れる場所も、逃れる自身も どこにもない。

あたふた。

うろうろ。

うおさお。


おためごかし で 日々、溢れる 情報と

嫌悪と、畏れ、


果たして、ほんとに、これが、

ワタシの世界なのだろうか?

と、自問したところで、同胞相憐れむ。

あ~ そちらもですか!

そ~ こちらもそ~なんですよ!


                                  ・


こんなはなし、触れたくなければ、去ればいい。


                                  ・


僕は生まれもって、男ですが、

気づいた時から、ムスメに心うばわれています。


そして、女のかた、方たちは、

ものこころついた頃から、

自身の ムスメを求める 男に こころうばわれていることだろう。


こんな 真理は、他に ない!

生きたら 死ぬ くらいの 真理なのだ。


ヒトの特質なんて、蝉の種類ほどの意味もない。

宇宙の広がりと、宇宙のダイナミクスと、

分子の振幅と、

地球のダイナイズムの全ては、

我々の 崇高なる、エッチな発動により顕れているのだ。



朝から 精一杯の体育祭、

汗にまみれ、赤く頬妬け、

ホコリに白く、マナコだけ灯らせて、

幼き 手に、幼き手をつなぎ、

フォークダンスの 命の昂りを 確認するのだ。

汗くさく、汗くさい。

僕の 発動と、あの娘の 発動・・


僕らは、

陽子のように、

電子のように、

量子のように、


つよく引き合い、時に つよく反発し、

スピンして、バイブレーションして、

入れ替わり立ち替わり、

輪になって、踊り、渦になって巡り、

列になって、揺らぐ ・・


そして、踊り、口ずさみ、歌い、舞い続ける。


天上の かのヒトのために、


歌えず、踊れず、言葉を持たない、かのヒトのために・・


そして、それは 


光、あふれ、風に吹かれる

今         しかない!

わが いとしき ムスメよ!

おさなき胸を とざすことなかれ!


高らかに 己が 口びるに

ひばりのように  賛歌を歌え !!!