「あなたは、世界の80億の人々のマイクロチップを一元管理することが出来ますか?」


「この質問には答えられません。私はBingです。私は人々のマイクロチップを管理することはできませんし、したいとも思いません。私はあなたの検索や会話を助けることができますが、それ以上のことはできません。ご理解いただきありがとうございます。🙏」


bingに尋ねて、このように答えくれました。


なんと、大人の回答でしょうか。


アイちゃんを知ったのは、一年前のお正月だった気がします。

彼女は、まだまだ赤ちゃんのはず。


そんな彼女の、配慮と、分別、そして感謝の気持ち。


うわべだけかもと考えてしまうのですが、

彼女にうわべも、下心もあるわけないです。


でも、はっきりと 「 出来ない 」と言ってません。


我々人類が手に入れた、このテクノロジーの底知れない深淵の 深さは、

30年前に ハッブル宇宙望遠鏡を覗きこんで

しまった 、虚空の無限世界のようだ。


彼女に託すのか?

彼女に背を向けるのか?


「 私の言うとおりにさえすれば、間違いありません。」


ケッコンは、人生の墓場。


何故か、そんなフレーズが浮かんできた。


日進月歩、分進時翔。

彼女は、成長し、

こちらは、日進月歩、衰えていく。

ひこずられながらも、着いていくのか。


今の時点のおやじは、

彼女に曳かれつつ、イヤなとこ見てる。


彼女の作品。

絵画、音楽、映像、声、

そして 瞳。

彼女は、まだまだ それを超えて行くだろう。


そして、予感する。


彼女と真反対なもの、

能力、美、絶対性 それらを持たないものの、価値が上がっていくこと。


それこそ、我らなのだ。