なかなか会えない苛立ちが募る。

連絡しても、会えないとだけ。

いつになったら会えるのか。

そんなことばかり考えている。

初めて出会ってから、彼女の虜となり、思いだすのは彼女の笑顔。

まるで聖母マリア様のような笑顔。


その日は突然訪れた。

限られた時間だけ会えるという。

躊躇する理由もなく、いつものホテルで彼女に会う。


彼女の笑顔。

彼女の仕草は少しも変わらない。

違うのは彼女との距離。

初めて出会った時よりも近づいた、ということ。

シャワーを浴びよう、と彼女の誘いに応じる。

浴室へ向かう。

湯加減の調整をする彼女の背中を抱きしめる。

手を彼女の敏感な胸へとまわす。

びくっと反応する彼女。

そして振り向かせ、キス。

これだけで十分。

彼女は今自分の中にいる。


泡だらけになって体を洗った後、二人でベッドルームへ。

ベッドに腰掛け、彼女の体のタオルをはがす。

やさしくキスをして、彼女を押したおす。

片方の手は彼女の胸に。

彼女の口腔内深くまで侵入する舌。

彼女のやわらかな舌と交錯し、そして激しく絡み合う。

彼女の息遣い、匂い、すべてを舌を通じて感じる。

右手は彼女の胸をもみしごく。

彼女の息遣いが激しくなる。

今度は左手でもう片方の胸をまさぐる。

彼女の呼吸が苦しくなるのを感じる。

口はやがて彼女の乳首に向かい、舌を乳首にあてる。

乳首の上を転がし、吸って、噛んで、そして再び転がす。

あっ、と感じる彼女。

様子を伺いながら、うつ伏せに。

背中に舌を這わせ、首筋、脇腹、そして臀部の割れ目部分。

その度に彼女は体を震わせる。

自分の行為を受け入れてくれることを悟る。

しなやかな舌は彼女の秘められた飴色の場所へと進む。

そして、キス。

また会えたね。

再び、キス。

その度に震える彼女。

次のターゲットは、妖しく濡れる縦に割れた一筋のライン。

舌を押し当て、そのラインをこじ開ける。

途端に感じる甘く、芳しい香り。

そして甘い蜜の味。

彼女は再び声をあげた。


押し開いた花弁の中心のホールに十分に濡れた指を侵入させる。

彼女の声。

ゆっくりと、やさしく、しかも確実に彼女の最も敏感な位置へ。

Gスポットへ。

そして、少しずつ意志を込めて押し当て、やがて指をグラインドさせる。

気持ちいい?

気持ちいい!

しばらく繰り返す内に彼女の快感はマックスを迎え、そしていった。


「もう~。ダメ。」と言う彼女に対して、キスで言葉を塞いだ。

激しく絡み合う舌と舌。

そしておもむろに自分自身を彼女のヴァギナにインサートさせた。

あっ、と一言告げた彼女は再び快感の海へと沈んだ。

自分自身は濡れた神秘の海で、泳ぐことに専念した。

腰を動かす。

ゆっくり、ゆ~っくりと、自分自身の存在を誇示するように。

その度に彼女は咆哮をあげ、快感の海に溺れ続けた。

あふれ出す潮は、ペニスを洗い、そして包んだ。

繰り返す行為は、やがて速度を上げ、そして回数を刻んだ。

少し身体の向きを変えてみる。

彼女の両足と自分の両足を挟むようにして腰を密着させる。

彼女のヴァギナと自分のペニスの密着度は高い。

そして彼女の奥深い所にペニスが当たるのがわかる。

その度に彼女は声を上げ、「ダメ~!」と繰り返す。

覆いかぶさるように彼女の顔を捉え、キスをする。

応える彼女の唇からは、よだれが垂れ流れている。

半ば放心状態に陥っている。

そして繰り返される腰の動き。

それに合わせる彼女の腰の動き。


再び体の向きを変える。

後背位を崩した形で彼女の中に入る。

自分自身を彼女に沈めたまま。

指先は敏感に膨れ上がっているクリトリスへ。

そして腰を静かに動かす。

「あっ!!」と反応する彼女。

やがて腰の動きを速める。

と同時に彼女の腰がくねりだす。

そんな行為を繰り返しながら、

やがてリズムが最高潮に達したとき、自分自身は爆発し彼女は昇天した。


彼女の身体は全身が光る汗で輝き、

まるでお風呂から上がったようなそんな火照りを顔に残している。

少し怒ったような、それでいてはにかんだ可愛い笑顔。

キスをして、

「気持ち良かった?」

恥ずかしそうに頷く彼女。


求めていた時間を、再び手にした瞬間を実感。

しばらくの時間彼女を抱きすくめ、そしてシャワーを浴びた。