今日の宮城は、曇りから雨の予報でした。
予報通りに、雨…。
今日はKスタで楽天の試合。
あまりにも強く降ったら、中止で明日になるのかな…
などと考えていましたが、試合開始。
最初はワンセグで観ながら、PCの操作をしていましたが、
夕食タイムからテレビで観戦。
昨日の逆転劇で、楽天は追い込まれているのかな…
勝利の空気は、巨人にあるのかな…
そんな気持ちでスタートしたのが、先制点を取ってから、
もしかして、このままいけるかも…に。
野球は最後の最後まで、分からない。
前日のこともあるし、まさかの事態もあるかもしれない。
祈るような気持ちで観ているのは、みんな同じだったで
しょう。
最後に残りアウト一つになってからが、苦しい時間でした。
優勝の瞬間。
本当に、本当に、日本一になったんだねって。
涙が溢れてきました。
走馬灯のように色々なことを思い出します。
高校野球を観戦するのに、宮城球場に行っていた時代。
あれからたくさんの年月が経って、東北に球団ができる、
あの宮城球場がリニューアルされる、そう聞いても何だか
ぴんとこなかった時代。
でも、ちゃんと着々と進んでいったんですよね。
最初は、あのワインカラーのような赤も馴染まなかったけど、
だんだん好きになっていました。
楽天ができてから9年。
あっと言う間のようでいて、長かったですね。
私は、球場ができた時期は、そのすぐ近くにある総合病院に、
父が入院していたので、野球を観に、ではなく、父のお見舞い
のために、何度も仙石線の宮城野原駅に降り立ちました。
球場に向かう人達と、反対側に向かう私。
野球とは無縁なまま続いていくのかなと思いました。
その後、父が回復。
退院してから、父と母が球場に足を運ぶのが嬉しかった
です。
何かで頂いたチケットも父にあげたりして、楽しんで
もらってました。
しかし、再び父が入院。
野球場の熱気とは別に、病院の空気は静かに流れて
いきました。
その後、父との永遠の別れが待っていました。
暫くは、とても哀しい日が続いていました。
一人になった母から、観戦チケットが当たったけどって
誘われた時、不謹慎かなと思ったけれど、いつまでも
哀しんでもダメだよねって。
球場は、いつでも綺麗で、美味しいものがたくさんあって、
私は母と一緒に、野球を楽しみました。
地元でプロ野球が楽しめる時代、とても素晴らしいこと
ですよね。
もっともっと父にも楽しんでもらいたかったな、とか感じて
その頃は過ごしていました。
しかし、2011年3月の東日本大震災。
少しずつ、色々なことに活気づいている東北が、あっと
言う間に絶望の淵に立ちました。
たくさんの尊い命が失われました。
私自身は、親戚や仕事関係の方を震災で亡くし、夫
の父の故郷も、がれきと化してしまいました。
ライフラインも1ヶ月以上復旧しなかったし、食べるもの
を確保して、取り合えず寝起きして、仕事して…。
みんなそんな毎日で、とても野球観戦とかって気分じゃ
なかったと思います。
あの絶望の淵にいて、東北魂とか、絆とか、口にしていても
本当に復興は進むのか、不安だらけの毎日でした。
仙台市中心部が、夜の19時くらいでも真っ暗。
節電のために、スーパーも18時くらいで閉店、コンビニ
も時間を決めた営業。
いつまで続くのかな…。
もう私達は、以前の生活を取り戻すことはないのかな…。
そんな気持ちばかりでした。
色々なことがたくさん押し寄せて、体調を崩すこともよく
ありました。
街のあちらこちらに、ヒビが入っている道路とか、壊れた
物の残骸とかがありました。
やがて、鉄道が復旧し、大きな建物の改修、道路の修復や
震災でダメージを受けた建物の解体があっちこっちで
見られ、次第に色々なところがリニューアルしていきました。
震災後、楽天の試合を観に行けるようになった時には、
こんな日常が戻ってくるなんて、と喜びました。
日本シリーズでの楽天の試合は、気迫が凄かったですね。
雨の中で応援しているファンの方達の、表情はみんな
勝って欲しいと祈るような感じに見えました。
東北の球団なんて…弱いというイメージが長く続いたかも
しれませんけど、未来に繋がる子供達にも、楽天は凄いな、
東北のチームも素敵だな、と印象づけたと思います。
楽天の試合が勝つ度に、地元では色々とセールがあって、
有り難かったです。
日本一になったら、もっとセールがありそうですよね。
震災後、あの薄暗かった、仙台の街にも、今日は明るい
ムードが溢れているでしょう。
きっと祝杯をあげている姿があちこちあるんでしょうね。
冷たい雨が降り続いているけど、まだ熱い熱気が伝わって
くる雨のようです。
東北楽天イーグルスから
『諦めずに、逆境を乗り越える』
そんな精神を教わりました。
希望の光がたくさん届いた感じです。
自分自身、色々と大変なことがたくさんあるんだけど、今日の
感動をパワーにして、私もたくさんの逆境を乗り越えたいと
思います。
ではまたね~

