息子2人京都府立医科大学医学部現役合格。

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日本中いっぱいにしたい!藤田敦子です。

 

研究者が思わずゾッとした「子どものスマホ使用時間と偏差値の関係」小中学生7万人調査でわかった衝撃

presidennt online からの抜粋です。

 

 

プレジデントオンライン

 

 

いまや小学校高学年の時点で7割近い子が自分のスマホを持ち、SNSやネット動画、ゲームなどに熱中している。

 

仙台市の小中学生7万人を対象にスマホ使用と学力の関係を調べてきた東北大学加齢医学研究所の榊浩平さんはスマホの使用時間とテストの偏差値をグラフ化したところ、

 

スマホを1日3時間以上使用する子どもたちは、勉強を頑張り睡眠時間を確保していたとしても、成績が平均未満になるという衝撃の事実

 

が判明した」という――。 

 

 

私たちの分析の結果から、スマホが子どもたちの学力を「破壊」している、そんな恐ろしい現状が浮き彫りになってきたのです。

 

 ■子どもにスマホを買い与えなければ平均以上の成績に?   スマホの使用習慣は、子どもたちの学力にどのような影響を与えているでしょうか?   

 

【図表1】は、スマホ等の使用時間と学力の関係を表しています。縦軸は標準学力検査から算出した偏差値で、平均点の子どもたちの値が50になります。

 

横軸には、平日における勉強以外の目的でのスマホ等の使用時間をとっています。  

 

実際の質問項目は、「ふだん(月曜から金曜日)、勉強以外で1日当たりどれくらいの時間、インターネット接続ができる機器(スマホ・タブレット・音楽プレーヤー・ゲーム機など)を使っていますか」というものでした。パソコンやタブレットなどスマホ以外の機器を使用したインターネット接続も含まれていますが、実態はスマホの使用が大半なので、以降は代表して「スマホ等」の使用時間と表現することにします。

 

グラフからどのようなことが読み取れるのか、棒グラフを左から順に見ていきましょう。一番左がスマホ等を「持っていない」と回答した子どもたちで、偏差値は51.3と平均点を超えています。そもそも親が子どもにスマホを買い与えなければ、平均以上の成績を修める可能性が高いわけです。

 

 

スマホ等の使用が「1時間未満」の学力が高い理由としては、自分の意志で「1時間未満」に抑えられる子どもたちが含まれている可能性があります。

 

楽しくて誘惑の多い魅力的なスマホに依存することなく、自律的に使いこなすことができている。そんな自己管理能力の高い子どもたちが一定数含まれているのではないかと考えています。  そしてグラフは「1時間未満」を山の頂点として、使用時間が長くなるほど、どんどんと学力が低くなっていく様子が見てとれます。このように、1時間以上のスマホ等使用が学力に悪影響を与えていることが明らかになったのです。 

 

■スマホをいじって睡眠時間が短くなるとどうなるか  

私たちは、おおよそ1日の4分の1から3分の1程度の時間を睡眠に充てています。生物学的に見ると、睡眠中に分泌される成長ホルモンが重要な役割を果たしていることがわかっています。「寝る子は育つ」という言葉がある通り、このホルモンのはたらきによって子どもたちの身体が形成され、健全な成長へとつながります。  脳科学的に見ても、睡眠には重要な役割があります。睡眠は、浅い眠りと深い眠りを周期的に繰り返すリズムを持っています。浅い眠りをレム睡眠、深い眠りをノンレム睡眠といいます。おおよそ90分間隔で訪れるレム睡眠の間に、私たちの脳は、日中に起きた出来事などの記憶を整理して、定着させるという作業を行なっていることがわかっています。

 

 

■睡眠時間が短い子ほど記憶を保存する海馬が小さい  

 

睡眠不足が常習化してしまうと、恐ろしいことが起こります。東北大学加齢医学研究所では、平均年齢約11歳の子どもたち290人の脳の画像を観察し、睡眠時間と脳の発達について調べました。解析の結果、睡眠時間が短い子どもたちほど、記憶を保存する海馬の容積が小さいことがわかりました。  

海馬は、コンピュータで例えると脳の中にある記録メモリー、ストレージのような役割を担っています。つまり、睡眠不足は記憶を定着させる機会を奪うだけでなく、その記憶を保存しておく記録容量さえも小さくしてしまう恐れがあるのです。  

 

興味深いことに睡眠時間が「5時間未満」だと、たとえ勉強を「3時間以上」頑張っていたとしても、成績上位に入ることができていないのです。

 

 

■勉強してもよく寝ても「3時間以上のスマホ」で台なし  

 

ここからが問題です。私が最初にこのグラフを作って自分で見たときに、正直ゾッとしました。【図表4】がスマホ等使用「1~2時間」、【図表5】が「2~3時間」、【図表6】が「3時間以上」の子どもたちの成績をそれぞれ表しています。スマホ等の使用時間が長くなればなるほど、平均以上の成績を表す灰色の棒の数が明らかに減っていく様子が見てとれます。  

衝撃的なのは「3時間以上」の結果です。灰色の棒が1本も残りませんでした。この結果からわかることは、

スマホ等を1日3時間以上使用している子どもたちは、どれだけ勉強を頑張っていても、きちんと睡眠時間を確保していたとしても、成績が平均未満に沈んでしまっているということです。  

 

 

スマホとは上手に付き合っていかせたいですよね。

 

 

 

 

 

 

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