息子2人医学部現役合格。

「ぺたほめ」で自信とやる気と人生を楽しめる子どもで

日本中いっぱいにしたい!藤田敦子です。

 

 

教育ジャーナリスト、おおたとしまささんの『なぜ中学受験するのか?』で書かれていることを今日は紹介したいと思います。私も全く同じ考えです。

 

 

「あのご家庭は中学受験で失敗して……」というセリフを聞くことがときどきある。しかしよくよく聞けば、単に強く望んだ学校に合格できなかったことを「失敗」といっているケースが少なくない。

中学受験で得られるものを最終的な合否だけで見れば、そもそも中学受験生の7割以上は「失敗」だ。

中学受験で首尾良く第一志望校に合格できるのは3割にも満たないといわれているからだ。

 

しかし中学受験で得られるものをもっと大きな視野でとらえれば、入学を切望した学校に合格できないことは必ずしも中学受験の「失敗」を意味しない

 

 

そこで中学受験を、親子での大冒険だととらえてみたらどうだろうというのが拙著『なぜ中学受験するのか?』の提案だ。

 

中学受験勉強の約3年間を、小説『指輪物語』(映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作)や小説『はてしない物語』(映画『ネバーエンディング・ストーリー』の原作)のような、大冒険の物語だととらえるといい。

映画の登場人物が数々の試練を乗り越えながら成長していくように、中学受験生とその家族も、数々の試練を乗り越えながら成長する

 

最初からそういうものだととらえて中学受験を始めれば、スランプが来たって、宿題の答えを写していることが発覚したって、志望校選びで親子の意見がわかれたって、「この状況、どうやって乗り越えたら自分たちらしい物語の一ページになるか?」と考えられる。

 

不測の事態や不本意な状況に際したとき、それをどう意味づけし、どうやって成長の糧にすべきかを示すのが親の腕の見せどころだ。それはそのまま人生を生き抜くための指針にもなる。

 

試行錯誤をくり返して、自分なりの学習スタイルを確立できたとしたら、その経験はその子にとって一生の財産になる。それこそが中学受験勉強の醍醐味であり意義だとおおたとしまささんは言っておられる。

短いスパンでテストがくり返されるのもそのためだ。何度も試行錯誤ができるようになっている。特に4〜5年生のうちは試行錯誤のための時期だ。

 

「今日はサボりたいなぁ」という誘惑に打ち勝つ方法を自分なりに開発して、毎日コツコツと小さな努力を重ねることも大切だ。「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道だと感じている」とはイチロー選手の言葉だが、中学受験を経験した子どもたちはそのことを知っている。

 

そして何より、約3年間の中学受験勉強を最後までやり抜き、いまや6〜7校受験が当たり前の入試本番も最後までやり抜いたとしたら、12歳の時点で身につけるべきやり抜く力としてはおつりがくるほどだ。このような経験を通して、いわゆる「非認知能力」が身につくわけである。

 

いくら望みの学校に合格できたとしても、他人から言われたとおりのことをこなせるだけのロボットみたいな人間になってしまったり、自分で試行錯誤する前に「どうするのが正解ですか?」と尋ねるひとになってしまったり、ましてや自分より偏差値が低い受験生を「努力ができないダメ人間だ」なんて見下すようになってしまったりするのなら、その中学受験こそ、失敗だ。

 

約3年間の中学受験の日々における数々の試練のなかで、通るべき回り道を踏みしめ、落とし穴から這い上がり、その都度しっかりとわが子の横顔を見て、親も謙虚に学ぶことができると、最終的に、わが子の努力が報われてほしいと切実に願う一方で、ここまで頑張れたのなら結果なんてどうでもいいと思えてしまう、アンビバレントな感情を味わうことになる。

「不安は尽きないけれど、それでもこの子はきっと大丈夫」という確信がもてるようになるということだ。

 

親からそう思ってもらえることが、子どもにとってどれだけ自信になることか。それができれば、その中学受験は親子にとって、大成功だ。結果の如何にかかわらず、中学受験を笑顔で終えられたという親子には、この点が共通している。

 

 

今日のブログはおおたとしまささんの『なぜ中学受験するのか?』を紹介させていただきました。

 

今の時期に中学受験を経験する方にこのことを知っておいて欲しいから。

教育虐待なんて自分はしないとみんなが思っている。

でも教育虐待はどんどん増えていっている。

 

なんのために中学受験を親子で目指すのかを考えてみてくださいね。

 

 

 

 

 

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