高齢猫に多い慢性腎臓病は完治させることは不可能なものの、その病態が解明されるにつれ、よりその病態に合った治療法ができるようになってきています。
そのひとつがセミントラ、主成分はテルミサルタンです。
猫用に認められた薬ですから、安全性や有効性はきちんと確認されており、めったに副作用は起こりません。
とはいうものの、人間の薬ですら副作用がないものはない!と言われています。
セミントラの投与により、まれに嘔吐、軟便、下痢がみられることがあります。
このような症状に気づいたらすぐに服用を中止して、獣医師に相談してください。
実際のところ、高齢猫で腎臓悪化してセミントラを服用し始めて、腎臓病が治るというわけではないのですが、症状の悪化を極力抑えることができるため、病院でもこの薬をよく使います。
副作用があらわれる確率は非常に少なく、効果がある薬なので、まずは投与してみるのが一番良いと思います。
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