ペットと呼ばれる、いわゆる家庭内で家族として暮らす動物と、

 

保護されて保護施設や保護団体、預かり家庭で暮らす、

「本当の家庭を待っている」動物と、

 

サーカスや動物園で暮らす動物と、

 

シンプルな野生動物。

 

同じ動物でも、

人間との関わり、距離感によって

治療の仕方が結構、変わるものである。

私が信頼を置いているホメオパスは、

やはりペットという立ち位置の動物の治療は複雑であると言い、

 

信頼をおくフラワーエッセンスのプロデューサーも、

ペットだけを診ても、それは片手落ちである、と言い切る。

 

また、同じペット(という立ち位置でも)

海外でのペットと日本でのペットも、微妙に人との距離感が違い、

ケースがマニュアル化できるものでもない。

 

たとえば

家族という意味合いも、

大人と子供の世界をしっかり分ける海外の暮らし方の中でのペットと

どっぷり子供の代わりをさせられている日本のペットでは

やはり、環境と人との結びつきが違い、

同じ病気でも、

当てはめるレメディも違ってくる。

 

ペットと人は互いに影響しあっている。

 

関係性を見ずして、

ペットだけに治癒を施そうとしても、

それはどこか、西洋のお薬的、つまり、対処療法的だったりするわけだ。

 

さて、

ペットの自然療法に取り組み、動物の健康と幸せのために

自分の人生を割こうという皆さん、

 

ペットのみにアプローチすることに、限界を感じているのではないだろうか?

 

そろそろ、次の次元にシフトチェンジ(次元上昇)し、

本当の意味のホリスティック(=全体性)

を見る必要がある時代になっていると思いませんか?

 

もっとも病み、もっとも癒さねばならない哺乳類は、ヒト 。

そして、その影響を、ダイレクトに受けるのが、いわゆるペットたち。

 

ここを見ずして本当の癒しは、遠い。