さてさて、ここ最近口蹄疫関係のブログ記事ばかりを書いてますが

皆さんには

「鳥の目」をもって欲しいと思ってます。

つまり、俯瞰(ふかん)。


「私は肉は食べないから関係ない」

「畜産に反対だから」

という理由で、傍観者でいることがどんな事になるのかを考えてみましょう。


今回の1件で国は莫大なお金を使うことになります。(そのお金は税金=我々のお金です)。

それは本来、あらゆる方面で使うはずだったお金でしょう。


そのしわ寄せはどこに行くのでしょう。

まず最初に弱い立場の動物たちや、福祉関連などに影響を及ぼします。


そして国は大抵こんな風に言うでしょう。

「うちだってしっかりやりたいんだけど、でもお金をまわしてもらえなくなってね、ほら口蹄疫で使っちゃったらさ、予算が下りなくて」と。

こんな逃げの一手をほぼどこの部署でも使ってくるでしょう。


今回のことで海外から食肉を買うようなことも増えるでしょう、そうなると日本のお金が海外に流れ

日本で回っていくはずのお金が減ります。

そうなると、ますますみんな財布のひもが固くなり、

家庭での負担を減らそうと、ペットを手放す人や、病院へ連れていくべきなのに連れていかない人が増えるかもしれません。



全ては繋がっています。お金も繋がっています。

所詮家畜、牛、豚の問題だ、地方の1県の問題だ、と思っていることが、

家庭の犬猫事情に必ず、ぜったい影響が行ってしまうものです。


なんちゃってスピリチュアルな人たちは

「全ては1つ、みーんなつながっています。愛で地球を満たしましょう」とか言って

瞑想してハグしあって、はい、おしまい。

全然宮崎と東京がつながっている意識がない。苦笑

お金、経済もつながっているという認識がない。苦笑


(注意:祈りは絶対的に大事で、絶対届きますが、認識が甘い、想像力が欠如してるということが言いたくて書いてます。)


牛、豚の苦しみ、宮崎の人々の苦しみがめぐりめぐって、わが身、わがペット(犬、猫、うさぎなど)に回ってくるということをわかってほしいな、と思います。