「迷惑な進化~病気の遺伝子はどこから来たのか」
動物の本ではないけれど
これは実に面白い1冊です。
自然療法を勉強している人たちには必読書にしたいくらい。
内容は
例えば
猫を飼ってる人は良く耳にする「トキソプラズマ」。
これがどうやって猫から猫へ移動するのか
そしてその時、寄生生物がどうやって動物を操作してるか、なんてことも書いてある。
また進化し続けてるということは、生物にとって不都合なものは淘汰されるべきなのに
なんで糖尿病などの病気が残り続けているのか、など
普通に取り組めば難しいであろう内容がとてもわかりやすく、且つ楽しく書かれているのでスラスラ読める。
(文章がとても軽いノリ。笑)
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長い長い歴史の中で出来上がった防衛のためのDNA。
「今」だけを切り取ってあーだこーだ論理してても的外れなのかも。
動物は進化する。
植物も生き残りをかけて進化する。
そしてウイルスたちも負けずに進化する。
微妙なバランスの中、あらゆる生命はおおいなるものに生かされている。
いろんな科学、医学がわかればわかるほど、
所詮人間が考えてしてることなんて小手先のことばっかりなのかもねー、と思えてくる。
アマゾンのレビューなどみて、良かったら買ってみてください。