ガラスの靴を落して家に帰ったシンデレラ。
ある日、「これはあなたの靴ですね、さあ、どうぞ一緒にお城にお越しください」と言われます。
いくらガラスの靴が証拠としてあったとしても、
ここでシンデレラは選択できたわけです。
「いえいえ、めっそうもございません私なんて。お姉さまたちどうぞどうぞ、私は地下室が似合っているのです」
と(笑)
今の暮らしこそ、自分にとって相応、自分なんてこんなもの、
今の環境を、今の自分にふさわしい環境ととらえることもできたのです。
でもシンデレラはそうしなかった。
新しい環境にチャレンジしたのです。
王子さまの「さあ」、と迎えた手を素直に「ええ」と取った。
「私なんて」、とか、自信がないから、とか思わなかったんです。
自分なんて所詮こんなもの、だからこれで十分、と思って生きていたらずっと地下室暮らしだったかもしれません。
「これが私らしい。今の私が私。今の自分を受け入れてこのままでいいのよ」と、
変化を嫌い、
成長しようとせず、
努力しようとせず、
で
「これがあるがままなの」という。
今自分がこんな環境なのは、社会のせい、親のせい、会社のせい。だから自分は何もしない。
謙虚であるっていうのは、卑屈になったり、あきらめたりすることじゃない。
まー、そういう生き方もあるかもしれない。
でも、せっかく今、命をもらって、屋根のある家に住んで、お水も出て、ご飯も食べれて、いわゆるサバイバルな危機感なく、暮せている。
だったら、チャレンジしてみたらどうかな、って思う。
一人でも多くの人を助けたい、力になりたい。
1匹でも多くの動物たちが楽しく生きる手助けがしたい。
一人でも多くの人に笑顔になってもらいたい。
今の自分、何か違う、もっと何かできるはず!
そう思うんだったら、動いてみようよ。変化を受け入れてみようよ。
そして、ちょっとだけがんばってみよーよ
あなたにはシンデレラになる可能性も、地下室で暮らす可能性もどっちもある。
選ぶのは自分。