朝や昼下がりの小鳥たちのさえずりは
理屈抜きに幸福感を与えてくれます。


小鳥のさえずりが録音されたCD音譜もあるくらいですから
多くの人が良いイメージを持っている、ということでしょう。

これは、どういうことでしょうね。

その平和さが、人類の遺伝子に「幸せ」とインプットされているんでしょうか。

なーんてことはさておき、
ありきたりな(?)雀のちゅんちゅんも、日常の何気ない喜びであります。ス ズ メ


そんなある日。


うちのベランダは、洗濯ものを干したりするメインのもののほかに
細いサブベランダ(?)があります。

そこを久しぶりに掃除したんです。
ちょっと枯れ葉がたまっちゃってました。

そうして、枯れ葉にまじってなにやらモコッとしたものが。

 ギョギョギョッ!!セミ?蛾の大きいやつ?それの死骸?
 
茶色いかたまり。
裸眼0.1のわたし。
よく見えず、チリとりに箒でいれて、近くでよーく見てみました。

ぐすん・・・

そうです。
雀さんでした。

もう、かなり干からびて、小さくうすっぺたくなっていました。
でも、くちばしが、目が、しっかり見えました。

ごめんなさい、あまりにショッキングだったんです。叫び

鳥と暮らしている人には、叱られちゃうでしょうね。

どこかに埋めてあげようか・・という考えが一瞬頭をよぎったものの
とっさにチリとりの中のほかのものと一緒に
持っていた袋にいれてしまいました。(T_T)ごめんなさい。泣く


生命。
見送った犬たちのなきがらをふと思い出しました。
たましいがぬけて、なのかどうか、だんだんと物体になってしまう・・・。

わたしたちも、同じこと。
生きているとき精一杯いきなければね。

今日も小鳥たちは美しくかわいらしい声を聞かせてくれたのでした。