かな~り昔に読んだ「警察犬物語」(鈴木貴子著)をふと本棚から取り出して、また読んでみました。


まだ、警視庁が警察犬を導入してから模索しながら育て訓練していたころの話で、今現在の警察犬のあり方とは少し違うのだろうと思います。


当時の警察犬の活躍ぶりはもとより、警察犬と担当の警察官の心のふれあいといったものが書かれており、感動の一冊です。


働く犬、

ワーキングドッグ

という言葉がありますが、そもそも犬と人間は石器を使っていたような時代からそうしてパートナーシップをとってきたのだろうと考えるとき、「働く犬」というくくりではなく、「犬」として、「犬と人」として考えさせられました。


そして、やっぱり犬という動物はすばらしいなぁとつくづく感じるのでした。クラッカー


こう書いたからといって、働く犬が当たり前なのでなく、ごく自然な気持ちとして「えらいものだなぁ」と感心・感謝せずにはいられませんけども。



ところで、この「警察犬物語」は残念ながら絶版になってしまったようです。


検索していたら

「首輪をつけた刑事たち 警察犬物語」(来栖三郎著)

という本がヒットしました。


不思議なのは、鈴木貴子さんの書かれた「警察犬物語」も、もともとの題名は「首輪をつけた刑事たち」というのです。何か関係があるのかなはてなマーク


現在の警察犬については、警視庁のホームページで少し紹介されています。

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/welcome/dog/dog.htm


動画もあって楽しいですよビックリマーク