クワイエットルーム

(C) 2007『クワイエットルームにようこそ』フィルムパートナーズ


俳優としては好きだな~って思ってた松尾スズキさん。

監督業や、小説家、舞台の松尾さんはこれが初体験でした。


ストーリーの方は

幅広く活躍する松尾スズキが、芥川賞の候補になった
自身の小説を映画化。
内田有紀、蒼井優、妻夫木聡ら豪華キャストを迎え、
ある女性の再生までの14日間を描く人間ドラマ。
28歳でバツイチの明日香(内田有紀)は、締め切りに
追われるフリーライター。
同棲相手の放送作家・鉄雄とはすれ違いの日々が続き、
仕事にも行き詰まった彼女は気がつくと、クワイエット
ルームと呼ばれる閉鎖病棟の一室にいた。


このクワイエットルームに、明日香がどうして運ばれた
かの過程は映画の中で徐々に明かされていきます。
それと同時に過食症、拒食症などの問題を抱えた、
入院患者との交流が描かれた映画です。
ちなみにクワイエットルームっていうのは、暴れる患者を

拘束するためのベッドがある隔離病棟のこと。
他の患者に危害を加えた時の罰則部屋でもあります。

実際に笑えるシーンが多かったので、観終わった後に
笑いながら出て行く高校生とかの集団もいたけど、私は

胸が苦しくなって、なかなか席を立てませんでした。

病棟のみんなは「自分はおかしくない」って主張する。
本人にとっては、おかしいのは周りの方なんだ。
ここに収容されている人たちと、この外にいる人との
違いはなんだろう?
本当に私たちはおかしくない?
色々考えて、頭がいっぱいになっちゃいました。
何年か後に観た時に、印象がかわっていそうな映画です。