「かっこいい!」
「一度、お会いしたかった〜」
「笑顔がとっても素敵ですね!」
えええっと、コレ
アイドルのライブじゃないです。
【ジブツタセミナー】です
でも、これはすべて
講師である藤田一照さんに向けられた言葉です。
私もね、今回、
一照さんが会場に入って来られた時に、
(ん? 部屋があかるくなった??)
って感じたんです。
brightnessじゃぁなくって
clearnessという感じ。
部屋の雰囲気がパァッと明るくなるというのではなくて
部屋の雰囲気がふわぁっと澄んでくる、というような感じでした。
ネガティブにとらわれない
という人は、
こういうあかるさを身にまとっているのだなぁ
と、一照さんのそばにいると感じてしまいます。
こうやって、話し始める前に
「うわぁ、緊張してきたなぁ」
と、小さな声で呟いたらば、
「なんで?」
と一照さんから返ってきました。
緊張したと言って
なんで?と答えられたら…
緊張が何処かへ行ってしまいました
今回は、はじめて一照さんのお話を
聞きにきてくださった方も多かったので
どういうヒトなのか?
というところから話しはじめてもらいました。
I know about him.(彼についての情報を知っている)
と
I know him.(彼がどういう人となりなのかを知っている)
との違いは?
ということが
今回の一照さんのお話の中に出てきます。
I know about him.(彼についての情報を知っている)
というのは、
どんな学歴で
どんな仕事をしていて
どんな実績のあるヒトなのか?
というような情報ですね。
I know him.(彼がどういう人となりなのかを知っている)
というのは、
せっかちだから、待たされるのは好きじゃない、とか
ネコなんか好きじゃなかったのに、飼い始めたらメロメロになった、とか
ウソを言うと鼻の穴が膨らんじゃう、とか
ぶっきらぼうだけど、困った時には手を貸してくれた、とか…
通知表とか履歴書には載らないような
その人ならではの部分です。
で、まずはプロフィール、一照さんの今までを
話してもらいました。
でもたぶん、そんな話のあちこちに
一照さんの人となりはあらわれていると思います
そのあとは、やはり今回のメインテーマである
生きるということと
死ぬということ
このことを一照さんに話してもらうことにいたしました。
生きるということの先に死があるのではない
ということを一照さんから聞いた時、
私自身も大変驚かされたのでした。
生きることのすぐ近くに
死はあるのだ
というそのことを
私は↑というイラストにしたわけですが
厳密にいうと、こういう裏表でもないようです。
お話の中で、一照さんが
「こう、トンッとなんらかの衝撃があって
そうすると突然、生がクルッと死に取って代わる」
というような表現をされましたよね。
感覚として、あの言葉がとても腑に落ちた気がいたします。
あぁ、私もメモ取りたかったなぁ
今回のセミナーで、
ひとつひとつ、ていねいに話してくれたたくさんの言葉たちがあります。
「そこをもうちょっとくわしく!」
とわたしは食い下がりましたが
「くわしくも何も、これがすべて」
とあっさり言われて…
やっぱりそうなのか。。。
私は一照さんのお話は一度聞いたくらいでは
なかなか肚まで落とせません。
みなさんはどうだったでしょうか?
あとで、考えるともなく考え
思い出すともなく思い出し
そうやって暮らしている中で
ある時ふと
(一照さんが言われていたのはこういうことなのかな?)
って思うことがあるんです。
正解かどうかはわからないですけれどもね。
生きる稽古 死ぬ稽古 [ 藤田一照 ]
1,760円
楽天 |
ハジカシイことを言いますが
漫画は死ぬほど読み返すのに、
普通の書物を読み返すことはほとんどありません、私。
ですが、↑この「生きる稽古死ぬ稽古」という本だけは
本当に何回も何回も
読み直しをしています。
パラパラとめくって
目に止まったところだけを読む
という時もあります。
そうだった、
一照さんはこんなことを言われていたんだった
と、何度も忘れて
何度も思い出すんです。
この本を、買って読んでくださっている方、
本当にありがとうございます
ヒトは忘れる生き物です。
どうか、何度も読み返しをなさってくださいね
私もこの本を作ったチームの一員なので
自画自賛にはなりますけれど、
ほんと〜〜〜〜〜に
いい本だと思うのです
ぜひぜひ、ご一読を
そして再読をなさってくださいね