「オズの魔法使い」というお話が好きです。
(自分には何か欠けているものがある)
と思い込んでいるブリキの木こり、カカシ、ライオンと共に
主人公のドロシーという少女が旅を続けるお話です。
身の蓋もなく、結末を言ってしまうと
(自分には何か欠けているものがある)
というのは、それぞれの思い込みであって
みんな、ちゃんと自分の中にそれをちゃんと持っている。
例えばブリキの木こりはあたたかい心がないって思っているけど
彼は誰よりもやさしい心を持っている。
そのことに気付かせてあげるために
ドロシーは毛糸の中に針をしのばせた<心>を
木こりの胸の中に入れてあげるんです。
「あったかくて、ちょっとチクチクするぞ!」
って、<心>を手に入れた木こりは喜ぶわけです。
本当は、ちゃんとあたたかい心を持っていたのにね。
(無料のイラストをお借りしました)
さて!
昨日は「ロルフィング(R)に学ぶ 7つのチャクラでひらく開脚」
というワークショップに参加して来ました。
講師はロルファーの扇谷孝太郎さん。
なんで冒頭にオズの魔法使いの話をして書いたのかというと、
今回のワークショップの感想が
「ロルファーの人たちって
誰も彼もみんな、
魔法使いなんじゃないの〜?」
だったからです。
今さらながら、ベタなことを書いてすみません
無から有を作り出す魔法もあるのかもしれないけれど、
私が感じたのは、まさに↑のお話と同じこと。
本当は自分で持っているはずなのに気がつかない
そういうところに、ちょっと手を添えてくれることで
それまで気がつかなかった、
それまでできないと思っていた、
そんなことに気づかせてくれる人たちだと思ったからなのでした。
ワークショップの最中に、
何度か口にしたことですけれど
「私史上最高に、開脚した状態で体を前に倒すことができました」
まったく無理することなく
筋肉痛にもならず
魔法使いの扇谷さん、
どうもありがとうございました
メモして来たことなどありますので
またブログに書けそうなら
明日にでも〜