このところ、
(あれ?なんでここにつながったんだっけ?)
って思うところにたどりつくことが多いです。
昨日もいきなり、4、5年前の猫に会えたしね
そして今日は「アリランの唄」につながった話。
アリランラーメンからの流れってことにしておこう
政治的な
北朝鮮問題だとか
慰安婦問題だとか
そういう話じゃないのよ
まずはこれをどうぞ。
誰だかわかるかなぁ。
https://www.youtube.com/watch?v=gWBd0nlJqio&list=RDZyBLQQDyI0I&index=4
高校の時、
トモダチから一枚のレコードを借りました。
「アリランの唄」
白龍というヒトが歌ってました。
白龍、俳優じゃなくてね、
歌手としてデビューしたヒトです。
だいたい、白龍というヒトの認知度が
どのくらいあるのかわかりませんが…
こ〜んなコワい顔したオッチャンです。
今は俳優としての方が有名ですね。
「その男、凶暴につき」
「HANA-BI」
「アウトレイジービヨンド」
「アウトレイジー最終章」
とキタノ映画にたくさん出演しています。
でも、私は10代の時に
たった一枚のレコードの
たった一曲にシビレた
やっぱり声フェチなんだなぁと思います。
そしてそれから20年近くたってから
また、一枚のCD(こっちはCD、ね)をみつけた。
もう、どういう経緯でこれをみつけたのかも
すっかり忘れてしまったんだけど、
やっぱり一つの唄にシビレた。
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このアルバムに入っている
「清河(チョンハー)への道」
という唄だった。
<強制連行>という暗い歴史が
日本人と朝鮮人との間にはある。
「アリランの唄」は
その強制連行で連れて来られたオヤジの胸中と
それでも前を向いていこうとする二世の唄。
「チョンハーへの道」は
母国の言葉もわからず
日本で暮らした二世が
故郷をめざして旅する唄。
「チョンハーへの道」をきいた時、
これは「アリランの唄」への返歌ではないか?
と思ったりもした。
日本に連れて来られて日本で生きる唄と
日本で暮らして国に旅する唄。
で、どっちも心を揺さぶられる唄なんだなぁ。
「チョンハーへの道」の作詞作曲は
新井英一さん。
歌もご本人が唄っています。
アルバム『清河への道~48番』で
第37回日本レコード大賞アルバム大賞を受賞。
you tubuでさがしたけど、
これです!というのが見つからない。
新井さんがハングル語で歌っているのは↓こちら。
https://www.youtube.com/watch?v=ZyBLQQDyI0I
CDのジャケットに写っている新井さんは黒髪で
このハングルバージョンでは白い髪。
熟成してますます迫力のある素晴らしい歌になってます。
吉幾三さんが、村のイベントみたいなところで
歌っているのが↓こちら。
https://www.youtube.com/watch?v=MsKl6hcyjx8&index=2&list=RDZyBLQQDyI0I
これをきくと、吉さんって本当に歌がうまいんだなぁってことがよくわかる。
村のイベントの最後の曲にこれを選ぶってところに
気骨みたいなものを感じたりもします。
そして、新井さんが歌詞を変えて歌っているのは↓こちら。
https://www.youtube.com/watch?v=HM3S94goL7s
どれもいいから、きいてみて。
そして、
やっぱりCDに入っている「チョンハーへの道」が最高にいいから
これをきいて感動しちゃったというヒトは
ぜひCDを買ってきいてみて。
パーカッションがきいてるのよね〜