手紙をもらうことはうれしいですか? |      生きる稽古 死ぬ稽古

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ー毎日が おけいこ日和ー
        

父がまだ元気な頃、

私は東京から時々手紙を書いて送っていた。

ある時、帰省した私は

自分の書棚の中を整理している父をみていた。

こんなことは珍しい、おそらく母に言われたんだろう。

父は私の見ている目の前で、

私が送った手紙を、なんのためらいもなく、

ゴミ箱に捨てた。

え?目 何のためらいもなく?目

たぶん私は文句を言ったと思うんだけど、

おそらく父にとって、

手紙って読み終わったら、ただの紙なんだろう。

気持ちとか、そういうものは、

紙をとっておくことと無関係なのだろう。





昨日書いたこの記事で

十か条を読ませていただく

奥さんを亡くされたご主人に

お会いしたことを書いたのですが、

こちらのご主人は、

「妻を失くしてから

いただくものの中で一番ありがたいのは手紙です」

とおっしゃっていたのです。

「手紙をくださった方の文面に、

妻がどんなふうに語られているのか?

妻とどのようなおつきあいをしてくださっていたのか?

が書かれています。

今はそれを何度も読ませていただくことが、

楽しみになっています」

とおっしゃっておられました。

「いただいたお花も、とてもうれしいのですが、

こちらは2、3にちで枯れてしまう。

でも手紙はずっととっておけるので…」

ともおっしゃっていました。



生きていく中で、最後に残るのは、

ヒトとの関わりとか、つながりとか、

真心のようなもの


なんじゃないのかと、

やっぱり、そこになっちゃうよなぁ、

と私は思ってしまうのです。

それがそのまま、まっすぐに伝わるのが

手紙なのではないかと思います。



さて、その手紙をとっておくのかどうか?

これは本当に、その方その方のやり方考え方次第です。

うちの父はさっさと捨てたけど、私はそれができなかった。

そして十年も二十年も、

もらった手紙はずっととっておいたのだけれど、

ある時、私は大きな決断をして、おもいきって捨てさせてもらいました。

それからは、一年ごとに整理をして、

どうしてもとっておきたいものだけを

手元に残すようにしています。

さて、あなたはどのようにしていますか?


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