MRIの結果 8/9① | 還暦主婦、肺腺癌stⅣ

還暦主婦、肺腺癌stⅣ

2022年6月に60歳直前で肺腺癌ステージⅣと診断されました。
EGFR遺伝子変異(L858R変異)
タグリッソ1年、ジオトリフ1か月、アリムタ・カルボプラチン、アリムタ単剤3クール、タルセバ・サイラムザ10クール、脳転移再発で左麻痺、脳放射線定位照射。

8月9日(金)


この日は主治医の再診患者の日。予約がないと待たされる。

いつも待たされているから慣れちゃいるけど、

8:15から11時過ぎまで延々待った。


だが結果がわかるはずなので、ガンバれる。


お待ちかねの脳MRIの結果は、驚くほど明瞭だった。


右頭頂部に大きな2つの白い塊。ひとつは3×4cmくらい、もうひとつは3×3くらいか?

右頭頂部は左側の運動を担うらしい。

犯人はコイツらで間違いない❗


それと、塊の回りは浮腫で包まれていた。これも影響しているらしい。浮腫はステロイドの点滴で対処するので、とりあえず今日から入院❗とその場で決まった。


犯人が判明したら、次は治療が出来るかだが、

すぐに放射線課にオーダーを出してくれて、急いでオットと向かった。


少し待たされたが、問診票などを書いているうちに呼ばれ、医師の説明を訊いた。


全脳照射(昨年10月)後のMRI(1/25)では、肉眼で確認できる転移は全て退治できている。

犯人たちは転移だと思われるが、いつ頃発生したかなどは不明。


そして、治療は可能❗(ヤッホー🙌)

定位照射(ピンポイント)で退治可能。当院はリニアックを使用している。ガンマナイフとの違いを丁寧に説明して下さったので、その場で治療をお願いした。


問題は2つ。ひとつは周囲の浮腫(むくみ)。これは今日から緊急入院してステロイドの点滴を始めることになった。


もうひとつは、脳幹にもアヤシイヤツがあって、これもリニアックで弱めの放射線を当てていけるんじゃないか、とのこと。


いわば、最初にバズーカで塊を粉砕し、その後に注意深くライフルで微妙な部分を攻撃しようということか?


以上は素人の理解度でまとめたものです。ご了解ください。



詳細はこれから詰める、ということで、とりあえず今日から入院、8/16に事前CTとマスク作成(全脳照射のときよりピッタリしたもの)、8/20から5日(回)程度の放射線照射ということが決まった。


もちろん、後遺症やらもあるし、数ヶ月後に異常が出るかも、というリスクも丁寧にお話しいただいた。

とにかく治療が出来るなら、やっていただくしかない。あれこれ心配しても仕方ない。


同意書にサインして、看護師さんの治療に関する説明を聞き、採血、レントゲンを済ませると

呼吸器内科に戻る。

ここでコロナ検査が待っていた。初めての経験だ。ERに移動し、鼻から検体を採取。

結果陰性が出るまで1時間。もう14時過ぎだ。


そして私だけ病棟に先に連れていかれ、オットは入院手続きへ。長い一日はもう少し続く。