サイラムザ第5クール | 還暦主婦、肺腺癌stⅣ

還暦主婦、肺腺癌stⅣ

2022年6月に60歳直前で肺腺癌ステージⅣと診断されました。
EGFR遺伝子変異(L858R変異)
まずはタグリッソを1年、次にジオトリフを1か月、
2023年8月からはアリムタ・カルボプラチンの点滴治療。
治療経過、副作用、終末準備など、備忘録として残します。

2月20日(火)はサイラムザの点滴日。

 

主治医の診察予約は11:00だったので、

10時前に採血・採尿を済ませたが、

呼ばれたのは12:30だった。

 

数日前からまた咳が出始めたこと、

皮膚の乾燥が始まったこと、

両足の中指と右手の中指に爪囲炎が出て痛み始めたこと、

発疹(痛くも痒くもない)が脛~腿に出ていること、

下痢とムカムカが少し落ち着いてきたこと、

などの症状をお話しした。

 

また、涙が滲んでくるので、目の周りがヒリつくこと、

瞼の裏にゴロつきを感じることも相談したのだが、

これらは「う~ん、タルセバで皮膚が弱くなっているのかもね~」とスルーだった。

 

 

主治医からは、血液検査の結果を渡された。

前回に続き、ほぼ正常に近い数値で、

サイラムザは問題なく実施となった。

 

そして、前回忘れた脳MRIの結果を訊いた。

全脳照射前の画像と比較しての診断は、

「多発転移性脳腫瘍 縮小」だった。

 

 

私としては、今後も定期的に脳MRIを実施してもらって、

新しい転移の発現をチェックするのだと思っていたが、

どうも主治医はその気がないようなのだ。

とりあえずは小さいものも退治したのでしばらくは大丈夫であり、

新しい転移が見つかっても、放射線治療はできない、ということらしい。

 

 

「また出てきちゃった時にはガンマナイフできます」って、

ガンマナイフの医者に言われたことを話すと、

「ガンマナイフは出来るんですか?」って驚かれてしまった。

 

う~ん、どう考えればいいんだろう。

ネットで調べた限りではガンマナイフは可能のようだ。

だが主治医の言い方を考えると、あまり実施するケースがないのかな?

新しい転移が出てくる頃には、もう寿命が尽きているということか?

 

まぁ、先のことを悩んでも仕方ない。

今のところ~しばらくの間は脳転移は気にしないでよいと言うのであれば、

何かしら症状が出るまでは気にしないことにしよう。

 

 

点滴部屋は激混みで、1時間待ちだった。

全部で40席あるのだが、この日の予約は80人。

ここに来ると、いかに癌患者が多いかを実感する。

先生方も看護師さんたちも忙しくて大変だが、

もう少し待ち時間が抑えられるといいんだけどな。