ゲノム検査の途中報告 | 還暦主婦、肺腺癌stⅣ

還暦主婦、肺腺癌stⅣ

2022年6月に60歳直前で肺腺癌ステージⅣと診断されました。
EGFR遺伝子変異(L858R変異)
タグリッソ1年、ジオトリフ1か月、アリムタ・カルボプラチン、アリムタ単剤3クール、タルセバ・サイラムザ10クール、脳転移再発で左麻痺、脳放射線定位照射。

火曜日の診察で、ゲノム検査の話が出た。

実は先週、既にゲノム担当の医師からは家に電話をいただいていて、

2/17に結果を訊きに行く予定である。

 

主治医からも、検査の結果が届いて、既に専門家を交えた検討会?も開かれたと話があった。

その結果も話してくれた。

「めぼしい遺伝子は見つからなかった」と。

 

どうも、ガン細胞が血液中にあまり居なかった、ということらしい。

事前に主治医は、

「両肺や肝臓にも転移があるということは、十分な量のガンが血液中を流れているということ」だと言っていたのに。

タルセバ・サイラムザ第1クールの治療の成果が速攻で出ちゃったってこと?

 

 

昨年12/19の血液検査でCEA値が50.0になって、

翌日からタルセバを服用し、

その翌週12/26に最初のサイラムザの点滴を受けた。

 

12/19にゲノムの相談をして、12/23にゲノムの医師に会い、

実際に採血をしたのは年明けの1/4。

1/9の血液検査ではCEA値は30.8だった。

この時点でもまあまあ高い値ではないのか?

 

 

でも実際は、血液からは何も出なかったらしい。

検討会では、コーディネーター?から、苦言を呈されたようだ。

「標準治療が効いているうちは検体を採ってはダメ」だと。

標準治療が終わりそうなタイミングを探る必要があるのだそうだ。

主治医は「怒られちゃいましたよ」と苦笑していたが、

まだ臨床の現場では試行錯誤の段階なのか?

 

それでも、そこそこ元気でないと、ゲノム検査は門前払いのようだし、

検体を送って結果が出るまでに2か月かかる。

標準治療が終わりかけた状態を見極めるっていうのも微妙な話じゃないか?

 

 

私の場合は、EGFRのL858R変異なので、

タルセバ・サイラムザ療法が効くかも、ということだったが、

この治療経過を待ってからゲノムに進むべきだったのか?

 

ゲノム検査は1回だけ(保険適用)だということなので、

そのチャンスを逸してしまったのだろうか。

まぁ、もともと1割程度の確率でしかなかった話ではあるが。

ガッカリはガッカリだけど、

ダメもとの挑戦だったし、

幸いタルセバ・サイラムザが効いているということもあり、

さほどのショックはないが。。。

 

より詳しい説明は、2/17にゲノムの医師から受ける予定だ。

きちんと訊いてきて、また報告します。