体調と 趣味のハナシ | 還暦主婦、肺腺癌stⅣ

還暦主婦、肺腺癌stⅣ

2022年6月に60歳直前で肺腺癌ステージⅣと診断されました。
EGFR遺伝子変異(L858R変異)
タグリッソ1年、ジオトリフ1か月、アリムタ・カルボプラチン、アリムタ単剤3クール、タルセバ・サイラムザ10クール、脳転移再発で左麻痺、脳放射線定位照射。

点滴7日目。

 

胸やけみたいな胃の重さはなくなってきた。

 

午前中に掃除を済ませて、郵便局とクリーニング店、スーパーをまわった。

たかだか40分程度の買い物だったのに、えっらい疲れた。。。

今日は久しぶりに涼しかったのに。

 

点滴の影響か、はたまた日頃の運動不足からくる体力低下か、その両方か…。

こんなことじゃ、爪囲炎が治ってもゴルフできないじゃん!

もうちょっと涼しくなったら、外に出て歩こう。。。

 

 

 

以下は数少ない趣味についての話です。

 

 

最近は趣味を聞かれれば「猫とゴルフ」と答えている。

20代の頃の人生の楽しみは、酒、車、ゴルフだった。

バブルの頃のいわゆる"オヤジ女子"(ギャルではなくて)だった。

 

 

毎日、残業終わりに飲み歩き、終電orタクシー帰りも。

赤くなる体質で、お酒は特別強くはなかったが、飲むのは好きだった。

 

30過ぎて仕事を辞めてからは、めっきり飲む機会が減り、そして飲めなくなった。

たまに飲むと、赤くなったまま冷めずに、そのうち頭痛がしてくる。。。

人生の楽しみをひとつ、失くした。

 

 

社会人になって中古車を買った。

ゴルフも始め、練習場にもよく通った。

会社のコンペもあったし、同僚ともよく行った。

下手だったが女子にしては飛距離が出たし、

車も持っていたので、会社のおじ様たちにもよく声を掛けてもらった。

足があるから世話が焼けず便利だったのだ。

運転大好きなのでおじ様の送り迎えもしたし。


 

夫も運転は得意=好きである。

が、私の運転は怖いと言い(車間が狭いらしい)、なかなかさせてくれなくなった。

まぁ、助手席だってドライブは楽しいし、言っちゃなんだが楽ちんだし。

助手席に甘んじているうちに、車も何回か買い替え、そして運転が下手になった。

そして脳転移のドクターストップで完全アウト!

2つ目も失くしてしまった。

 

 

ゴルフは夫も好きで、毎週末に練習場に通い、

年末年始、GW、夏休みなどには合宿と称して栃木あたりで連泊でラウンドした。

地方はプレイ代が安いのだ。

渋滞を避けつつ初日から早い時間のスタート予約を取り、夏も冬も連日1.5ラウンドをこなした。

夏休みは5泊9ラウンドとか。

 

 

転機は2010年夏。

保護猫を家族に迎えたことで、私の関心はゴルフからネコに100%チェンジしてしまった。

泊りがけは言語道断、早朝に家を出て夜遅くに帰宅するのもNG。

どんだけ過保護なのかと自分でも思うがどうしようもない。

ネコがひとりで留守番していると思うと、ゴルフも楽しめないのだ。

帰りに渋滞なんてしちゃうとイライラが募るし…

 

その頃、9:30-17:30、週3日のパート勤務だったのを、

ちょうど職場の一人が独立して事務所を構えると聞き、

10:00-15:00の週4日勤務で雇ってもらったりもした。

より一層ネコのお世話に励むための転職だ。

日中は、ネコはぐっすり眠っているからね。

 

となると近場(東京近辺)のゴルフ場しか行けないが、そういうところはお高い。

ラウンドの予定がなければ、練習に行くのも面倒になる。

ということで、7年間くらい、ゴルフをまったくしなくなった。

 

 

その後、近所の地域猫を迎え入れて猫は2匹になった。

へのラブラブな生活も落ち着き、5年ほど前にゴルフを再開した。

そして引っ越しを機に、老後の楽しみとしてのゴルフを、そろそろ真剣にがんばるぞ!

と思っていた矢先、癌が発覚した。

 

最初は骨転移で、次は爪囲炎で、プレイ断念。

3つ目の楽しみも風前の灯。

 

 

長くなったので、次回に続けます。