続きです。
肺癌のステージⅣなんだ、ということは理解した。
でも、自覚症状は空咳だけ。不用意に息を吸うとむせて咳が出る。特にしゃべるとき。
コロナ禍でもあり、対面で会話をする頻度はめっきり減っていたが、
こちらから掛けた電話で咳が出始めると焦る。相手にも申し訳ないし。
でも、すぐに収まるからなんということはない。。
翌週末に予定していたゴルフはもちろん行く気満々で、「やめといたら?」という夫に、
「末期癌より、痔の方がよっぽどQOLを下げてるんだよ」と反論していた私。
そのころちょっとお尻が痛くてストレスだった。。。
ところが。
数日後、咳をすると胸に痛みが出るようになった。なんで?
12日(木)にPET検査があったので、ついでに呼吸器内科に寄って受付に相談したところ、
「明日金曜日が主治医の診察日なので、相談してみれば。でも予約は取れません。」
また待たされるけど、大病院だから仕方ない。
PET/CT検査の前に体重を測って体重の減少に驚いた。 最近全然体重計に乗っていなかった。
生涯のピーク時55㎏(毎晩飲み歩いていた頃。20代。)だったが、
歳を取るごとに減ってきて(酒を飲まなく→飲めなくなった)、
ここ最近は45㎏くらいだったのが、なんと41.9㎏だって!いつの間に?
そういえば、1月頃だったか浴槽に浸かったとき、お腹の皮膚にシワが寄っていて、
あれ?と思ったことを思い出した。
おっ、痩せたな、ラッキー! くらいしか思わなかったけど。
PET/CT検査では、放射能を放出する造影剤を体内に入れて撮影する。
だから体重を測定して厳密に薬剤の量を測るし、その管理も手順も極めて厳重だった。
検査後は水分をたくさん取って、オシッコで排出させる。
でも、しばらくは体から放射能が出ているので、小さい子どもには近づいてはいけない。
「ネコも近づかせちゃまずいですね」と言ったら、看護師さんは苦笑したよ。。。
帰宅後、水の飲みすぎもあったと思うが吐き気があり、しばらく寝室で横になることにした。
寝室にはネコドアをつけているので、いつもはネコたちは出入り自由だが、
この日はネコドアにバリケードを設置。
結局ネコたちの猛抗議がうるさ過ぎて、30分も自主隔離できなかった。。。
まぁ、病院で長いこと休んできたから大丈夫だよね?
続きます。