検査が始まる まずはPET/CT(2022年5月) | 還暦主婦、肺腺癌stⅣ

還暦主婦、肺腺癌stⅣ

2022年6月に60歳直前で肺腺癌ステージⅣと診断されました。
EGFR遺伝子変異(L858R変異)
まずはタグリッソを1年、次にジオトリフを1か月、
2023年8月からはアリムタ・カルボプラチンの点滴治療。
治療経過、副作用、終末準備など、備忘録として残します。

続きです。

 

肺癌のステージⅣなんだ、ということは理解した。

 

でも、自覚症状は空咳だけ。不用意に息を吸うとむせて咳が出る。特にしゃべるとき。

コロナ禍でもあり、対面で会話をする頻度はめっきり減っていたが、

こちらから掛けた電話で咳が出始めると焦る。相手にも申し訳ないし。

でも、すぐに収まるからなんということはない。。

 

翌週末に予定していたゴルフはもちろん行く気満々で、「やめといたら?」という夫に、

「末期癌より、痔の方がよっぽどQOLを下げてるんだよ」と反論していた私。

そのころちょっとお尻が痛くてストレスだった。。。

 

ところが。

数日後、咳をすると胸に痛みが出るようになった。なんで?

 

12日(木)にPET検査があったので、ついでに呼吸器内科に寄って受付に相談したところ、

「明日金曜日が主治医の診察日なので、相談してみれば。でも予約は取れません。」

 

また待たされるけど、大病院だから仕方ない。

 

 

PET/CT検査の前に体重を測って体重の減少に驚いた。 最近全然体重計に乗っていなかった。

生涯のピーク時55㎏(毎晩飲み歩いていた頃。20代。)だったが、

歳を取るごとに減ってきて(酒を飲まなく→飲めなくなった)、

ここ最近は45㎏くらいだったのが、なんと41.9㎏だって!いつの間に?

 

そういえば、1月頃だったか浴槽に浸かったとき、お腹の皮膚にシワが寄っていて、

あれ?と思ったことを思い出した。

おっ、痩せたな、ラッキー! くらいしか思わなかったけど。

 

 

PET/CT検査では、放射能を放出する造影剤を体内に入れて撮影する。

だから体重を測定して厳密に薬剤の量を測るし、その管理も手順も極めて厳重だった。

検査後は水分をたくさん取って、オシッコで排出させる。

でも、しばらくは体から放射能が出ているので、小さい子どもには近づいてはいけない。

「ネコも近づかせちゃまずいですね」と言ったら、看護師さんは苦笑したよ。。。

 

帰宅後、水の飲みすぎもあったと思うが吐き気があり、しばらく寝室で横になることにした。

寝室にはネコドアをつけているので、いつもはネコたちは出入り自由だが、

この日はネコドアにバリケードを設置。

結局ネコたちの猛抗議がうるさ過ぎて、30分も自主隔離できなかった。。。

まぁ、病院で長いこと休んできたから大丈夫だよね?

 

 

続きます。