映画レビュー セーラー服と機関銃 | ガレージ ペスカ

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理想は所さんの世田谷ベース!

・セーラー服と機関銃 

 

 

1981年公開の薬師丸ひろ子が主演の角川映画

 

事故死した父を、自分と自分の友人だけで簡単に葬儀そ済ませた瞳、父が死んだ事で天涯孤独になったが、気落ちしている様子は無い。

 

そんな中、やくざの一団が瞳が通う高校の校門に現れる、瞳は事務所に連れていかれる。

そこで、組員の佐久間に、3代目の組長が死に、父親も死んだ為、瞳に目高組の組長になってくれと言われるが、そんな事は出来ないと当然拒否する瞳。

だったら、敵対している松の木組に殴り込みをかけて華々しく解散すると言う組員たち、瞳はそれらを止める為仕方なく組長になる事を承諾する。

その後、

浜口組に組長就任の挨拶に行った時、松の木組と揉め、それが浜口に気にれ、松の木に奪われた島が目高組に返される。

父の愛人マユミが父の遺言だと言い瞳のマンションに転がり込んで来る、

事務所に機関銃が斉射される。

警察が父は麻薬の密輸に関与していて、実は殺された、部屋に麻薬を持って無いかと言われる

目高組の組員が殺され、松の木組にお前らのしわさかと瞳が一人で乗り込み、クレーンに吊るされいたぶられるが、佐久間が松の木の息子を拉致し、瞳を救う。

瞳の部屋が荒らされ、マユミも消える、

などエピソードが進み。

太っちょと言う麻薬世界の元締めが、父の持っていた麻薬を探していて、マユミは太っちょの娘であることが分かる。

護衛の組員が殺され、松の木組組長に拉致される瞳、向かった先は太っちょのアジトで、麻薬の有りかを言えと、瞳は地雷を踏んだ状態で立たされると言う拷問を受ける。

マユミと佐久間がアジトに現れ、麻薬は瞳の部屋に隠してある事を太っちょに教える。

約束を破り瞳を解剖しようとする太っちょをマユミが銃で撃ち、佐久間と瞳は逃げる。

部屋に電話すると、麻薬を取りに来た太っちょの部下だった刑事が瀕死になっており、浜口組に取られたと言う。

瞳は佐久間と残った組員の3人で浜口組の事務所に殴り込み、機関銃を乱射する。

目高組は解散し、堅気になった佐久間と高校生に戻った瞳。

数か月後、堅気になり出張で近くに来た佐久間は瞳のマンションによろうとするが、途中やくざ同士の喧嘩を止めようとして刺され死亡する。

 

場面が繋がり無く変わっていきますが、展開はそこそこ早いので飽きずには見れました。

アイドル映画ですが、半やくざ映画で、人がばたばたとあっさり死んでいきます。

ロングショットの定点撮影が一寸面白く芸術感を感じますが、逝かれたキャラが多く一寸展開について行けません。

若い薬師丸ひろこのフレッシュな感じは出ています。

 

 

・セイラ服と機関銃 卒業

 

 

目高組を解散し、めだかカフェの店長になった瞳、被害者から頼まれ詐欺モデル事務所の悪行を阻止するが、詐欺師にバックに浜口組がついていると言われる。

浜口組に拉致され組長と会談する瞳、麻薬入りクッキー売っているだろとあらぬ疑いを掛けられ詰め寄られるが、お前らこそインチキモデル事務所のバックに付いてるだろと反論する。

瞳たちはクッキーの密売人を見付け、通報するが無視される。更に売人は浜口組の下請けだと言う。

そんなか、学校で麻薬クッキー依存者が錯乱し車にはねられると言うじけんが起こる。

更に選挙では暴力団の追放を公約に掲げる立候補者が演説をし、操作された住民が目高カフェに秒力段追放の講義運動をして、ハメられた組員が警察に捕まる。

立候補者のバックに居るのが、都市開発や介護医療を一手に行う堀内グループで、実はクッキーを売っていたのも堀内グループだった。

老人を食い物にし、介護施設でインチキな薬までさばき悪どい商売をする堀内グルプ、更に浜口組も堀内グループの傘下に入る事となる。

ついに目高組を復活させた瞳は、浜口組の

 

リメイクかと思ったのですが、原作には瞳がもう一度目高組を復活させたと言う続編が有りその映画化でした、時代は現代版にアレンジされています。

前作の時代を超えた続編になっているのですが、映画だけ観ると先代組長の死に方や瞳との関係、父の死に方等設定が変わっている部分が有り、繋がりません。

橋本環奈の女子高生組長は、結構板についてる感じがして良かったです。

 

 

 

 

・極道兵器

 

 

 

異様に腕っぷしが強い将造は、日本の極道界で棄権視され、傭兵として南米のジャングルに居た。

ただし格好はやくざの恰好のままで、銃弾が飛び交う中敵を殴り倒すと言う戦い方。

そこに、日本政府の者と言う2人組が現れ、日本に帰ることになる。

帰った日本では組長の父が死んでおり組も解散していた、更にデスドロップマフィアと結託した倉脇が、やくざ会を牛耳っていた。

許嫁のなよ子が倉脇に誘拐され、倉脇のビルに殴り込んだ将造と手下に2人、ビルを爆破して最上階を1階まで落とし突入する。

しかし屋上に逃げられ、追いかけた所を戦闘ヘリの機銃で撃たれ右手を切断される、さらにロケットランチャーを撃たれ、それを素手で受け止めるが2発目を売たれ、左足も失う将造を殺したと思いヘリで逃げる倉脇を、グレネードランチャーで狙撃し落とす。

将造は、内閣特務捜査官のチームによって右腕ガトリング砲と左足にロケット砲を仕込まれる改造をされ極道兵器として復活、倉脇も反サイボーグになって復活。

またさらわれたなよ子を助ける為、倉脇のアジトに行き、そこで倉脇の手下に落ちた旧友のてッチャンと対決し、倉脇の元へたどり着くと、将造の父親の遺体に核弾頭(正確には核爆弾)を仕込み再び死の灰の恐怖にこの日本をさらすと言う倉脇。

そして倉脇が死ぬと、自動的に爆発する仕組みで、将造にひれ伏すように言うが、将造は「極道は死んでなんぼ」と、ためらう事無く倉脇を殺し、核が爆発して終わる。

 

石川賢の漫画が原作です。ストーリーが云々では無く、ハイテンションで無茶苦茶な戦闘シーンを楽しむ映画です。

特にてっちゃんとの戦いは凄く、殺された妹をサイボーグ兵器化して復活し、その妹を武器に戦うのですが、口や足の指がマシンガンになったり、局部からミサイルが出たりする始末です。