鬼滅の刃
あまりに人気なので観てみました。
舞台は大正時代、山に住み炭焼きで生計を立てていた炭太郎は、留守中鬼に家族を殺され、唯一生き残った妹も鬼になってしまう。
そのターゲットを殺すためにやって来た鬼殺隊の人間に会い、妹を殺されそうになるが、かろうじて自我を保つ妹を見て、鬼殺隊になる為の訓練をしてくれる人を紹介される。
厳しい修行を2年ほどした後、選考試験を受け師匠の弟子を何人も殺してきた異形の鬼を倒し、晴れて鬼殺隊に入る。
鬼を切れる刀、日輪刀を貰いカラスから伝えられる指令にもとづき鬼退治に出る。
最初に戦った鬼は、血気術により地面や壁の中に潜る事が出来る、更に3体に分離している為、道案内を頼んだ一般人を守りながら戦うのは困難を極めたが、妹が参戦し人を守る事で炭次郎は攻撃に専念出来、鬼を倒すことに成功する。
休む間も無くカラスから届く次の指令、浅草に行った炭次郎はそこで観た事が無い都会に驚くが、
家族を殺された時に嗅いだ、唯一人を鬼に変える能力が有る鬼の元締め鬼舞辻 無惨の匂いを嗅ぎ、人ごみの中鬼舞辻に接近する。
妻子を連れて歩いていた鬼舞辻の姿に、切る事が出来ずにいると反対に通行人を鬼に変えられてしまう、暴れる鬼を抑えている間に鬼舞辻は姿を消し、警官につかまりそうになる。
その危機を助けたのが鬼である珠世と愈史郎、この2人は鬼で有りながら、鬼舞辻軍団には所属しておらず、鬼を人間に戻す方法や、助から無い人の命を助ける為に鬼可させると言う研究をしていて、鬼の主食、人間も食べて無く血を少し飲むだけだと言う。
妹を人間に戻す希望を託す炭次郎だったが、二人の元に鬼舞辻の追手が来る、珠世と愈史郎の助けと妹の成長も有り、追手の撃退に成功する。
次の任務で、同期の我妻善逸と嘴平伊之助と出会う、炭次郎は鼻が利くが善逸は耳が良い、伊之助はイノシシの頭の皮を被っている。
任務と仲間割れで大けがを負ってしまった3人は、鬼殺隊を支援する、藤の家紋の家に厄介になり休息をする。
体の治った3人は、那田蜘蛛山に急げと指令を受ける、そこでは、集団で行動しないはずの鬼が、何故か家族を形成して暮らしていた。
なるべく隊員を傷つけ無いよう、何とか操り主の鬼を殺す炭次郎、だったが新たに表れた大型の鬼により伊之助と分断される。
健闘するも鬼に敗れ殺されそうになる伊之助を助けたのは、炭次郎に師匠を紹介してくれた鬼殺隊柱の冨岡 義勇だった。
最初にはぐれた善逸は毒で人を蜘蛛に変える鬼と戦い倒すが、自身も毒を受け瀕死に、そこに助けに来たのが柱の胡蝶しのぶだった。
炭次郎は、蜘蛛鬼軍団のボスで12鬼月の一人累と対峙し、これまでに無く像絶な戦いを繰り広げるが、日輪刀も折れ切れ無い糸に囲まれ絶対絶命になる、走馬灯のように過去の記憶を思い出し、亡き父が教えてくれた神楽の呼吸をすると、刀から炎が立ち上がり糸の結界を焼く、そのまま相打ち覚悟で累に切りかかり、突如目覚めた妹の血気術に助けられ累の首を切る事に成功したかに見えたが、
しかし実は日輪刀で切られる直前に累が自分の糸で首を切り、死を免れていた。
精魂使い果たし成すすべも無い炭次郎、そこに冨岡 義勇が現れ、水の呼吸11の形で累をあっさり葬り去る。
話しの展開が早く、綺麗に和風SFアクション剣劇を作っているので、ストレス無く先が気になる展開です。
必殺技もちゃんとあり、いわゆる王道をしっかりやっていると言う印象です。
とてつもなく強い敵にもひるまず戦い、その度己の限界を超えていきます、
その超えていく過程が、単なる根性論や感情論だけでは無いのが面白い所だと思います。
コミカル要素も有り色んな意味でバランスが良く、更に今風なのでヒットしているのも何となくわかりますね。
映画版とシーズン2の公開が、待ち遠しい所です。
それでは~