映画レビュー 天使にラブソングを | ガレージ ペスカ

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天使にラブソングを

 

 

 

組織の殺人を目撃してしまった、クラブ歌手のデロリスは、警察に駆け込むが裁判に持ち込むまでの間、修道院で匿ってもらう事になる。

厳格な修道院で自由奔放なナイトクラブの歌手が修道女として生活する事になり、匿う方も匿われる方も非常に苦痛と困難を極める。

何をやらせても、文句ばかりで旨く出来無いデロリスに、院長は聖歌隊の指導をするように指示する。

修道院の聖歌隊は、歌い方はおろかパートもメチャクチャな状態、デロリスは熱心に指導し更に聖歌(讃美歌?)にアレンジを加え、礼拝で歌わせ町の人々から大好評を受ける。

少し有名になり、テレビの取材に出てしまったデロリス、組織に居場所がばれる事となり、手下によって誘拐されてしまう。

修道女達は、みんなして組織のアジトに乗り込みデロリスを救おうとする。

 

かなりシンプルなストーリーで、構図も単純です、歌のシーンも良く、確かにヒットしたのもわかります。

気軽に観れる映画ですね。

 

 

 
 
・グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
 
 
無税にすることで、金持ちが移り住み経済を発展させた、独立小国のモナコだが、戦時中で金が必要なフランスより税金をフランスに収めるように、脅迫同様の要求を受ける。物資の殆どがフランス経由で入っているモナコにとって、フランスとの確執は命取りであった。
 
元ハリウッド女優のグレースは、王と結婚しモナコの王妃になった。子供を産むが王宮のしきたりと制度に馴染めず、また外交でも夫の王と衝突する。
 
そんな中ヒッチコック監督から映画の出演オファーが来て、是非ともやりたいと思うグレースだったが、王宮内に情報を漏らした者が居て、王妃のハリウッド映画出演決定は国内でスキャンダルとなる。
 
支えてくれる者が去り、裏切り、家族との確執、政治的緊張と、あらゆることが有る中、グレース王妃として、自分がどう有るべきか考えある決意をする。
 
そしてフランス大統領も招待され開かれた舞踏会で、グレースは愛を語る。
 
ストーリーは全然趣味じゃなかったですが、主役の王妃を演じたニコール・キッドマンは超似合っていました。
元ハリウッドスターの王妃なんて、ニコール・キッドマンしか演じられないんじゃないかという位のハマり役だったと思います。
 
公姫の切り札とは、多分愛の事、もしくは大ペテン
 
 

・エリン・ブロコビッチ

 
 
 
2回の離婚歴が有り、3人の子供を育てているシングルマザーのエリンは、就職先を探していたが、
交差点で、信号無視して来た車に衝突され重傷を負う。
その事故の裁判で感情的に話してしまい、圧勝する予定が敗退する。
貯金んが底をついたエリンは、事故の裁判を担当したエドワードの弁護士事務所に押しかけ、強引に雇って貰うことになる。
ある日資料を観ていて、健康被害の奇妙な関連に気が付いたエリンは独自に聞き込みと調査をする。
工場からクロムが地下水に漏れ、それで近隣住民に深刻な健康被害が出ている事が分かったが、
住民は、うまく企業に騙されている事が分かる。
エドワードもエリンの主張に感化され、やがて前例の無い大きな公害訴訟に発展していく。
 
感情的に話す女の人は嫌いなのですが、この映画でのエリンには好感が持てました。
感情的でも言っている事が正しく、怒っている理由が被害者の為を思ってと言う事が分かるからです。
裁判物ですが、話の主軸は法律の知識が無いエリンが調査や被害者との話に頑張っている所なので、さほど小難しくも無く見やすいです。
まだ景気が良くおおらかだった時代のアメリカの雰囲気が有り、気持ちが良く見えます。
 
それでは~