映画レビュー ブレードランナー2049 | ガレージ ペスカ

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映画レビュー ブレードランナー 

 

ブレードランナーの ブラスター

の記事を書いた時にも少し触れましたが、ブレードランナーは1982年公開の、未来(2019年)を舞台にした、近未来刑事映画です。

 

設定した時代を目前にして、続編のブレードランナー2049が公開されました。

そこで、ブレードランナー2049を見る前に前作を観返しました。

 

 

 

・「ブレードランナー」

 

 

 

1982年公開、37年後の未来を描いた映画、近未来ハードボイルド

科学と遺伝子工学の発達により人造人間が製造可能になった未来、

タイレル社の開発製造した体力,知力共に人より勝る人造人間レプリカンとは、人が出来ないような過酷な環境での仕事に従事させられていた。

一方、地球の環境は悪化しており毎日のように酸性雨が降り注いでいるなか、人類の大半は宇宙の植民地に移住していた。

レプリカントは、製造後何年か経つと、人間と同じように自我が芽生えてき始める、感情が芽生えたレプリカントの中には、脱走し人間社会に紛れ込む者が現れた。

 

 

ブレードランナーと呼ばれる、警察組織の中で人間社会に紛れ込んだレプリカントを見つけ出し、識別し、破壊する、と言う職務を専門にやる捜査官兼殺し屋のような警官?が、脱走したレプリカントの始末をしていた。

恐らく最新型で有るネクサス6型のレプリカントが6体(6人)人間を殺して宇宙植民地を脱走し、シャトルを奪って地球に降り立つ事件が起こる、捜査に当たった現職捜査官がレプリカンとの返り討ちにあい殉職したため、主人公の元ブレードランナーのデッカードは、強制的に復職させられて、捜査をする事になる。

 

 

 
 

クライマックスの、格闘戦が戦闘能力において圧倒的に有利であるレプリカントロイが、主人公デッカードをなぶるシーンの連続で構成され、ており、正直あまり面白く無いのだが、

世界観と心情や節々の描写が良く、アクションよりも人の命、人間の定義に付いて描かれている所が魅力的で、一見不思議な演出もされて居る為、観ながら自ずと色んな意味を考える事になります。

その為妙に心に引っかかる作品になっており、思わず何度も見返したくなります。マニアなファンが多く、以降作られる色んなジャンルの近未来設定の作品に影響を与えています。

また、制作時の事情による、細かい間違いや矛盾点も手伝い、熱心なファン達の間で解説や解釈の論争が起き、今だ語り継がれています。

 

 

・「ブレードランナー2049」

 

 

劇場に行け無かったので、レンタルが開始されて直ぐに観ました。

 

 

 

前作の30年後、2049年設定の話。

 

実際に前作公開から、ブレードランナー2049の公開まで35年経っているので、デッカード役のハリソンフォードは、同じ位歳を重ねての出演となるわけですね。

 

 

 
 

それでは、観た感想ですが。

 

自分としては、物凄く好きな映画でした、問題作ブレードランナーの続編を非常に上手く作ったと思います、

世界観はしっかり継承しているし、テーマも引き継いでいます。

 

ただ、完全に評価が分かれる作品だと思いました、全く一般受けはしないでしょう。

 

実際、ネットの評価を見ても酷評と賛評両方有ります、好きな人にはたまりませんが、感性のツボにハマらない人にとっては、退屈な映画になってしまうでしょう。

考えながら観るタイプの映画で、単純なアクションしか見ない人にはとてもお勧め出来ません。

 

前作のファンかどうかと言う事でも、見方が変わって来ると思います、

自分は、考えながら何度も観直して楽しみました。

 

 

 

 

 

「ブレードランナー 2049」の劇場上映に先立ち、

ウェブ上で順次公開された短編映像作品が3作有ります。

 

 

ブレードランナー ブラックアウト 2022

 

 

 

ブレードランナー2036:ネクサスドーン

 

 

 

 

ブレードランナー2048:ノーウェアトゥラン

 

 

 

 

 

3作とも、時間的には「ブレードランナー」と「ブレードランナー2049」の間の事について描かれた、ストーリーです。

 

「ブレードランナー2049」を見る前に短編3作も観ておいた方が、より面白く感じると思います。