源氏物語「明石」③ その頃京の都では(その1)。 | 気ままな日常を綴っています。

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いつか静かに消える時まで。。
一人静かに思いのままに生きたい。。

源氏が明石に渡った年、京の都では神仏のお告げが相次ぎ、物騒な事ばかりが続いていたのよ。

3月13日の風雨が吹き荒れる夜、朱雀帝の夢の中に故桐壺院が現れるわ。

院はとても機嫌が悪くて帝を睨みつけて、源氏の状況についての不満を仰せになったのよ。

帝はすっかり怖気付いて、また、父院がおいたわしいと、弘徽殿の大后に相談するのよ。

大后は、「そんな夢は貴方の気のせいです。」と聞き流すわ。

 

でも、お優しい帝の良心の呵責は尋常ではなく、父院の目とハッと合ったせいか、目を患って耐え難く苦しむのよ。。

大后が帝の話を無視してしばらくして、今度は大后の父の太政大臣が亡くなってしまうわ。

父・大臣の年齢から言ったら当然の寿命だったと思われるのだけれど、こうも不幸な事が続くと弘大后までもが具合いが悪くなるわ。。

 

帝は「やはり源氏の君が無実の罪で逆境に沈んでいらっしゃる報いに違いないです。やはり源氏に元の位を与えましょう。」と仰せられるのだけれど、大后は「そんな軽々しい処置では世間の非難を受けるでしょう。。」と尚も反対するわ。

で、帝がためらっている内に二人ともだんだん病気が重くなって行くわ。。

一方、明石の君と契りを交わしてしまった源氏は、二条の院に残して来た紫の上の心情を思いやるわ。。

源氏は、紫の上が自分と明石の君との一件を風の便りにでも耳にしては自分が隠し事をした、とうらむ事だろう。。といつもより一層心を込めてお手紙を書くわ。

やっぱり源氏としては、容姿や教養は申し分なくても、なんとなく明石の君の人物像にやや疑問を持ちながらも父親の入道との遣り取り上こうなってしまった。。と思っていたみたいね。

また、自分から正直に告白するあたり、やはり紫の上が自分にとってはかけがえのない存在だと思って居るのね。

紫の上からは、さりげない日常の出来事などのお手紙が届くのだけれど、その手紙の終わりに「貴方様を信じていたのに。。」と怨んで居る気持ちを(控えめに)記載して居るのよ。

自分の気持ちを必死に抑えようとして居る紫の上に、源氏は改めて心を寄せるわ。。

 

それから源氏は、(源氏の来訪が途絶えがちになって居るという明石の君と入道の苦しみを知りつつも)独り寝がちの夜を過ごすのよ。

 

今日はここまでです。

源氏が須磨から明石に行って居る間、京の都もえらい事になって居るようですね。

次回は「明石」④(最終回)その頃京の都では(その2)。です。

今日もありがとうございました♪

 

では、今日も良い一日をお過ごしくださいね❣️