こんばんはー♪
すみません。今日は過去記事からです。
このレリーフのマイセンは、私が2品目に購入したアンティークマイセンの作品です。
マイセンは生地にレリーフの文様を付けた何種類かのパターンがあります。
「その点」がオススメの原因だったと記憶しております。
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こんばんはー☆
久しぶりにマイセンの作品の登場です。
なかなかお写真がうまく撮れなくてアップを躊躇していたのですが、結局昔撮影したままの
お写真でアップします。
マイセンには、いくつかのレリーフのパターンがあります。
今回の「グリーンワトーセルヴィス」を構成していたと思われるこの作品は、「ノイ・マルセイ
ユパターン(Neu marseille)」という1739年に造形師ケンドラーが考案したレリーフのパター
ンを使用しています。
これは「型抜き」でレリーフの文様を付けることによって造形されています。
型抜きをする事によって同じ文様、同じ大きさのプレートが作る事が出来るのです。
陶磁器に於いてセルヴィス(=揃い?)というものを完成させたのは、マイセンのケンドラーと
言われています。
ノイ・マルセイユ・・・温かい明るい海への憧れなのでしょうか・・・。
貝殻のモチーフも用いられています。

絵付けは、全般的に小さめです。
レリーフにも装飾性が有るため、レリーフの美しさを損なわないよう上品なサイズになってい
るようです。
中心のワトー図がグリーンと肌色のみの色彩で描かれているのも、レリーフとの調和を取る為
ではないか・・と思います。
下の方に18世紀のグリーン・ワトーのセルヴィスのお写真をまとめて載せてみましたが、絵
付けはこの19世紀後半のものは表情が柔らかい感じがします。
花絵のサイズも小さめです。
しかし、このように拡大して見ると瑞々しさが伝わって来ます。
まるで、今、花畑から摘んで来たような美しさです。
この一瞬の美しさが恋人達の若さと愛が儚いものであるのを暗示しているようにも見えます。
「この一瞬」を永遠に閉じ込めたかったのでしょうか・・・。
双剣マークです。
ボタン剣です。
さて、以上で手持ちのマイセンのグリーン・ワトー図飾皿の紹介が終わりですが、グリーン・
ワトーセルヴィスの名作を少しお写真にアップしておきます。
いずれもレリーフ文様の白磁に絵付けされていますが、レリーフのパターンはゴッツコウスキ
ーと呼ばれるもので後にベルリン王立磁器製陶所を設立した大商人の名前に由来するものです。
お写真は書籍「欧州陶磁 紀行」「マイセン 古陶磁の輝き」「Meissen(カタログ)」から
引用しました事をお断りしておきます。
まず、ピルニッツ宮殿の中の食堂ヴァトー・サール。
壁画はフランスの画家ヴァトーによって描かれています(多分ワトーの由来)。
食卓に並んでいるのはグリーン・ワトーセルヴィス。

同じくピルニッツ宮殿のヴァトー・サール。
壁画の周囲には、マイセンの人形、ワトー・セルヴィスの蓋物などが装飾に使用されています。
1800年頃のワトー・セルヴィスが使用されている、という事のようです。
同じくピルニッツ宮殿のヴァトー・サール。
壁画の周囲には、マイセンの人形、ワトー・セルヴィスの蓋物などが装飾に使用されています。
1800年頃のワトー・セルヴィスが使用されている、という事のようです。

これはドレスデン国立美術館所蔵の作品。
1765~1770年あたりに製作されたもの。
流石に美術館に飾られるだけの作品です。
同じくドレスデン国立美術館所蔵の作品。
1765~1770年あたりに製作されたもの。
花絵が中心でワトー図が周囲にぐるり❗

これは1745年作のグリーン・ワトー大皿。
古いロムドシンさんのカタログのお写真です。
もともとグリーン・ワトーセルヴィスは、アウグストⅢ世(アウグスト強王の息子)の娘であ
るアマリア王女の婚礼のお祝いとして1745年に作られたものですから、このお写真の作品
はオリジナルのグリーン・ワトーではないか・・と思います。
花の絵付け、お写真の判断でもごく初期のマイセンの特徴が有ると思われます。
最後に・・余談ですが、翌年に偶然見つけた19世紀のヴィクトリアン・シェルカメオ。
手持ちのワトー図にあまりにも構図が似ていたものでつい購入してしまいました。
お値段もほぼ同じでした(笑)。







