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テサンの支持率は42%、ヘリムの支持率は37%となり、ヘリム陣営は、
「5%なら射程圏内だ。十分に勝算はある」
と勢いづき、ヘリムも、
「選挙戦も残りあともう少し、頑張りましょう。 最善を尽くせば、我々が期待する以上の結果が出ますから」
と言って、スタッフたちを勇気づける。
一方、テサンは福祉党のミン代表に会い、
「国務大臣として入閣してほしい。 息子さんが不法に選挙資金を集めていると検察がつかんだらしい。ヘリムさんは大統領になっても政治的取引はしない人間だ。息子さんを見捨てますか?国務大臣になりますか?」
と言って、ミン代表の協力を求める。
すると、選挙を翌日に控えた日、ミン代表は記者会見で、
「福祉党は、ヘリム候補の支持をとりやめます。 みなさんご存知の通り、ヘリム候補はもはや単なる統一候補ではありませんから」
と語り、その知らせは街頭演説中のテサンのところにも届き、早速聴衆の前で発表され、
「これで、テサン候補の勝利は確実なものとなりました。 カン・テサン大統領、バンザイ!」
と、オ議員はマイクを通じて聴衆に訴えかける。
ミン代表とは、突然連絡が取れなくなり、
「裏切り者で電話も出ない人に、連絡する必要はありません」
とヘリムは言うが、セジンは、
「ミン代表の家まで行って、5分だけ待ってください。 あなたを支持する人たちのために、5分だけプライドを捨てて下さい。 今夜が最後のチャンスです」
と、ヘリムを説得する。
そしてヘリムがミン代表の家に行くと、代わりに人が出て来て、誰にも会うつもりはないと言うが、
「統一候補の件を破棄した理由は何ですか? これは私にと言うよりも国民と交わした約束に対する裏切りです。 出て来られるまで、ここで待ちます」
と、ヘリムは告げる。
すると、そこにテサンもやってきて、
「ヘリム候補、もう勝負はついたようですよ。 もともと考えの違うあなたとミン代表が手を組むこと自体が間違っていたんです」
と言うと、ヘリムは、
「まだ何も勝負は決まっていません。 もし今回の統一候補破棄が、テサン代表とミン代表の個人的な理由によるものであれば、それは国民の前で明らかにされるでしょう」
とテサンに告げ、記者たちには
「なぜ統一候補の約束を破棄したのか、私には分かりません。 国民との約束を簡単に破るミン代表は、同じ政治家として恥ずかしく思います。 国民のみなさん、申し訳ございません」
と謝って、その場を去って行く。
ミン代表の家に入ったテサンは、
「この国の政治のために、偉大な決断をしてくださいましたな」
と言い、ミン代表は、
「40年間政治家をやって来たが、こんな難しい決断ははじめてだった。 今後私の政治生命は、君にかかっているんだから」
と、テサンに語る。
投票日前日を迎え、テサンは、
「明日必ず当選します。 応援、支持してくれた同士のみなさん、本当にありがとうございます」
と語り、ヘリムも、
「候補に投票するのではなく、みなさんの心の中にある政治的新年に投票してください。川が集まって海になるように、みなさんの1票1票がこの国の政治を変えます。政治を変えられるんだ、という国民の力を見せてください。それが、みなさんがこの国のオーナーになるための道です」
と、有権者に訴える。
そしてヘリムは、選挙のスタッフに、
「みなさんと一緒にやってこられて幸せでした。最善を尽くした瞬間、私たちに勝利がやってきます。最善を尽くしたので、どんな結果が出ても後悔しません」
とお礼を言い、私がお送りします、と南海道の元工事局長が言うと、セジンが、
「お送りして下さる方は、既に来ているようです」
と言い、そこにドヤが現れる。
ドヤは、ヘリムに、
「明日結果が出るまで、今までの人生で一番長い時間を過ごさなければならないな。でも、どんな結果が出ても忘れるな。おばさんは俺の心の大統領だ」
と言って勇気づけ、ヘリムは「ありがとう」と言ってドヤを抱き締めるため、
「またスキャンダル記事が出たら、どうするんだ?」
とドヤは心配するが、
「プロポーズ受けたこと、もうみ国民のなさんの前で言ったじゃない?」
と言って、ヘリムは気にしない様子。
ドヤは、「いい夢見ろよ」と言って、ヘリムと別れる。
そして、いよいよ投票が行われ、テサンの陣営では、
「当選したも同然です。おめでとうございます、大統領閣下。最高級のシャンパンを用意しました」
とオ議員が言って、おおはしゃぎし、テサンがリードしているという報道におおいに盛り上がる。
テレビの報道を見ながら、選挙速報を見守るヘリムには、ドンハから電話がかかってきて、
「おじさんと一緒に、ソウルに来ちゃった」
とドンハは言い、ドヤは、
「おばさんが会いたいと言うと思ったから、連れてきた。結果が出たら帰って来い」
と話す。
