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一方、テサンがチョ代表のところに行くと、新党結成の時に参加した議員たちがいて、
「申し訳ない。 議席を守らなくちゃいけないから」
とテサンに言って、去って行く。
部屋に残ったテサンに、チョ代表が、
「明日の記者会見は、予定通りに進んでいるのか? もうお前の味方はいない。 ヘリム議員くらいじゃないか?」
と言うと、テサンは黙って部屋を出て行き、
「この際、テサン議員を終わりにしてやりましょうか?」
と息巻くオ議員に、チョ代表は、
「お前は、その暴力的なところが問題なんだ」
と言いながら、大笑いする。
「大統領さえ、上手く動かすことができれば・・・」
と言っているテサンに、キム会長は、
「もうお前の負けだ。 お前の親父さんがどうやって死んでいったか、息子のお前が一番よく分かっているはずだ。 これ以上やると立ちあがれなくなるから、この辺でやめておけ。 それがお前の生き残る道だ」
と忠告する。
キャバクラに現れたドヤが、イ・ドンベクに、
「(あのキャバ嬢が)ここにいるのは、間違いないのか?」
と聞くと、イ・ドンベクが
「昨日確認したという情報だから、間違いないだろう」
と答えるため、ドヤは、キャバクラの各個室を確認してまわり、とうとう例のキャバ嬢を見つける。
「いやあ、世の中は狭いな、こんなところで会うとは」
とドヤが言うと、キャバ嬢は知らないフリをするため、話をしようと言ってドヤが部屋から連れだそうとすると、同席していた客と乱闘になり、ドヤはイ・ドンベクの手下から助けられる。
キャバ嬢から書類に母音をもらったドヤが、
「チョルギュから200万ウォンもらって、言われた通りにやったんだな?」
と言うと、キャバ嬢はそうだと答える。
そしてドヤの父親が、チョ代表の家に行き、持ってきた筒を見せて、
「この中にある絵が入っています。 この絵が、代表を活かすことも殺すこともできるそうです」
と言うと、家の中に案内したチョ代表は、その絵を見て、
「この絵、どうしたんだ??」
と言って、驚く。
「息子を復職させるため、天から降って来たんです。 復職させして下されば、何も言いません」
と話すドヤの父に、
「私には、検察を動かす力はない」
とチョ代表が言うと、
「それじゃ、この絵は大統領に持って行きます。 チョ代表も子を持つ親じゃないですか? 子供のためなら何でもできるのが親じゃないですか? 2日間待ちます。それまでに復職できなければ、この絵を大統領に持って行きます」
と言って、ドヤの父は絵を持って去って行く。
ヘリムが新党結成の記者会見場に行くと、テサンひとりだけがいて、壇上に登って話し始める。
「民友党を離党して、チョ代表と民友党に宣戦布告します。 チョ代表はこの30年間、政治の黒幕として暗躍してきましたが、この密室政治を終わらせなければ、この国の未来はありません。 我が国政治のために、政治生命をかけて、最後まで戦い抜きます。 国民のみなさんの支持を、よろしくお願いします」
テサンはこう語ると壇上から降り、
「一体、どうなっているんですか?」
と聞くヘリムに、
「ここには誰も来ない。 チョ代表が勝ったんだ。 呼んだのに申し訳ない」
と言って、会場から去って行く。
「記者会見場には、アリ1匹来なかったそうです。 これでテサン議員の政治生命も終わりですな」
と言って喜ぶオ議員に、チョ代表は神妙な表情で、
「ハ検事の親父が『パラダイス』の絵を持ってきた。 ミン女史が外国から指示して渡したんだろう。 どんな手を使ってもいいから、取り戻して来てくれ」
と、オ議員に頼む。
ドヤの父に会って、
「それで、復職して下さるんですか?」
とセジンが聞くと、
「そうなるだろう。 それよりこれは、ニセモノじゃないよな?」
とドヤの父が言うため、
「間違いなく、本物です」
とセジンが答えると、
「一度鑑定する必要があるから、もう一度彼らに会うことになったんだ。 本物だと鑑定されたら、復職してくれるそうだ」
と、ドヤの父は話す。
そこで、セジンは、
「おじさん、万が一の時のために、私の言う通りにしてください」
と言って、ドヤの父にあることを頼む。
車でトンネルの中まで連れて行かれたドヤの父は、以前ドヤを襲った男に会い、
「お前たち、絵を鑑定する人ではないようだが」
と言い、言われた通りに絵を筒から出すと、
「絵の残りの半分は、どこにあるんだ?」
と、男から聞かれ、
「本当に鑑定する人間なら、半分あれば鑑定できるだろ。 チョ代表に伝えろ。 息子を復職させてくれたら、残りの半分も渡すと」
と、ドヤの父は答える。
「息子も一緒に、痛い目に遭うことになるぞ」
と男から言われ、ドヤの父は全速力で逃げるが、途中で飛び出してきた車にはねられ、頭から血を流して倒れてしまう。
その頃ドヤが、
「辛い時は俺に言え。 この肩を貸してやる」
と言うと、ヘリムは肩に頭を乗せ、
「気持ちいいわね」
とつぶやく。
「遅くなっちゃったわ。 そろそろ帰らないと。 離党関係の書類も処理しないといけないし」
と言うヘリムを、国会の前までドヤが送って別れると、そこに携帯電話が鳴り、
「はい、ハ・ボンドは私の父ですが?・・・」
と答えて病院に向かい、帰らぬ人となった父親と対面する。
恐る恐る白い布を取って、父親の顔を見たドヤは、
「親父、どうしたんだ? 家に帰ろう。 俺が復職するのを見てくれないと。 親父、親父!!」
と言って、泣き崩れる。
「チョ代表に降伏するんですか? 私たちふたりだけでも始められることがあるじゃないですか。 テサン議員の政治名分は、こんなことで曲がってしまうんですか?」
とテサンに詰め寄るヘリムのとことには、
「おばさん、親父が、おばさん・・・」
とドヤから電話がかかってくるが、
「よく聞こえないわ。 悪いんだけど、急ぎじゃなければ後で話しましょう」
と言って、ヘリムは電話を切ってしまう。
そして、ヘリムが、
「私たちの政治生命をかけたことじゃないですか。 こんな風にして諦めてしまうんですか?」
と聞くと、テサンは、
「結論が出たら、連絡する」
と言って、帰って行ってしまう。
そしてドヤは、葬儀場でひとり途方に暮れるのだった。