”大物”9話ネタばれですが。。。① | ペルコの部屋

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川のほとりで、

「このヤロー、大韓民国の検事は将棋盤の整理係じゃないぞ!!」

と叫ぶドヤに、ヘリムも、

「そうよ!」

と一緒になって叫ぶが、ドヤは、

「おばさん、民友党の副報道担当が、民友党の代表を取り調べていた検事と一緒にいて、大丈夫なのか?」

と言って、ヘリムを心配する。



「大丈夫よ。それにしても、私も何が何だか分からなくなってきたわ。 分かっているのは、あなたを信じているということ。 記者会見で言ったことだって、本心じゃないんだから」

と言うヘリムに、ドヤは、

「分かってるよ。 それにしても、自分を信じてくれる誰かがいるってことは、気分がいいものだな」

と言って喜び、

「それで、これからどうするのよ」

と聞いてくるヘリムに、

「またゼロから始めるよ。 1回負けたくらいで引き下がっちゃ、検事としての資格はないから」

と言って、ドヤは意気込みを語る。



民友党本部に戻ったヘリムは、他の議員たちの前で、

「このような発表は、私の口からは言えません。 私は検察を信じたいのです。 副報道担当としての責任を果たせず、申し訳ありません。 お望みでしたら、副報道担当を辞職しても構いません」

と言って聞かず、オ議員から、

「検察を信じたいんじゃなくて、あのハ検事のせいじゃないのか? あんなスキャンダル記事も出て、特別な仲のようだし」

と皮肉を言われる。

「あのゴシップ記事が、作られた内容だということは、オ議員が一番よくご存知なのでは??」

と怒るヘリムに、チョ代表は、

「副報道担当は続けてもらう。 ヘリム議員に納得してもらえるよう、説明しないといけないだろ!」

と言って、オ議員を叱る。

会議室を出たヘリムに、テサンは、

「ヘリム議員は、クリーン政治の“広告塔”なんです。 とにかく副報道担当のポジションが維持できてよかった。 今の政治を変えるために、私はヘリム議員を呼んだんです。 小さい信念が集まれば、政治を変えることができる。 信念より偉大なものはないんです」

と語る。



ボクシング・ジムでトレーニングするドヤのところに現れたドンハは、

「これ見て。 これは母さん、これは僕、それからこれはおじさんだよ」

と言いながら、幼稚園で書いた絵を見せてきたため、ドヤが、

「ここに書いてある国会議事堂の建物、なんで大きいか知っているか? 中にロボットのテコンVが隠れていて、何かあればここから出動するんだ。 もしかしたら、ドンハのお母さんが操縦するかもしれないぞ!」

と言うと、ウソだ~と言って、ドンハは笑う。

そこに支庁長から電話で呼び出しがかかり、ドヤがレストランに行くと、ソウルから検事次長が来ていると言う。



「検事を辞めろと言われたら、膝まづいて、お願いですから辞めさせないでください、と言うんだぞ、分かったか?」

と、レストランの前で支庁長から言われ、

「辞めろと言われたら、辞めるしかないじゃないですか」

と言いながら、ドヤはレストランに入って行く。

「検事として、やるべきことをやっただけです」

とドヤが言うと、検事次長は、

「その通りだ。 いま検察内部の上の方では、この件に関して動こうとしている。 初心を忘れずに、これからも頑張ってくれ」

と予想外の発言をしたため、

「ありがとうございます」

とドヤは答えて、支庁長も喜ぶ。


一方、大統領府では、ペク大統領がテサンに向かって、

「チョ代表の調査に関する報告書は受け取った。 私の任期中は、検察に政治介入はさせない。 もしそのようなことがあれば、私が黙ってはいない」

と語る。

そこでテサンは、部屋を出ると、先輩である大統領秘書室長に、

「来年の総選挙に立候補する人間の秘書たちを集めてください」

と依頼し、チョ代表に断りもなくそのようなことをしても大丈夫か、と心配する秘書室長に、

「総選挙の参謀のポストをチョ代表が約束してくれたので大丈夫です。先輩の力が必要なんです」

と、テサンは答える。




ヘリムが、記者たちの前で、

「ハ・ドヤ検事がけん責の処分になったことを、支持します。検察に対しては、今後も公正な調査を求めます」

と話すと、記者のひとりが、

「ハ・ドヤ検事とは特別な仲だとか?」

と質問してくるため、

「民友党の副報道担当として、今お話しています。 不明な点は、お手元の報道資料を参照してください」

と、ヘリムは答える。







けん責処分の書類をドヤに見せながら、支庁長が、

「まだ検察の魂は生きているってことだ。 反省文を提出するか、夕食をおごるか、どちらかを選べ」とドヤに言うと、

「それじゃ、夕食をご馳走します」

と答えて、ドヤは部屋を出て行く。




ナムソン地方の南海島干拓地の開発について、サンホ・グループのキム会長から、風力発電の設備やリゾート地も作ると説明を受けるヘリムに、

「南海島開発は、我が国の開発のモデル地区になるでしょう」

とテサンが言うと、ヘリムは、

「自分の任期中にどこまでのことができるかと疑問に思ってもいたので、こうして開発が急に現実になってくると複雑な気分ですね。 最善を尽くしますので、よろしくお願いします」

と、キム会長に語る。




その帰り道、ヘリムが川沿いを車で通ると、住民が干拓地の開発反対運動を行っており、ヘリムが話を聞くと、金と引き換えに干拓地から出て行くようサンホ・グループから言われているという。

「ヘリム議員も、他の政治家たちと結局は同じだ。 干拓地開発、反対!」

と叫ぶため、ヘリムが住民たちに、

「私は干拓地開発を公約にして当選しましたが、住民を苦しめるような開発はあってはなりません。 少し待ってはもらえませんか? 反対運動よりも、まずは状況把握が大事ではないでしょうか」

と説明すると、住民たちは、

「それじゃ、ヘリム議員をもう一度信じて応援してみよう!」

と言って、態度を変える。

そして、ヘリムは車の中で、

「開発に関する書類は公開されることになっているはずです。 全ての書類を集めてください」

と、ワン室長に依頼する。




一方、義父のキム会長から、

「お前から依頼されていた資金だ」

と金を渡されたテサンは、

「ありがとうございます。 お義父さんを失望させないよう頑張ります」

と、例を言う。

すると、キム会長が、

「南海島の開発は、お前にとって“もろ刃の剣”だ。 開発が進めば、その地区の土地を持っているチョ代表のところには巨額の資金が流れるだろう。 政治は資金力の勝負だと言うが、チョ代表に勝てるのか?」

と言うため、テサンは、

「ヘリム議員をはじめとする新人議員たちを束ねるのです。 まだ政治の怖さを知らず信念を持たない新人議員たちを、今のうちに取り込んでしまうのです。 チョ代表を負かせてみせます」

と、強気の姿勢で答える。




そして、義父との話を終えて建物を出ようとしたところにやってきた者に、

「このチャン・セジンという女性の身辺を、サンホ・グループの力を合わせて調べてください」

と、テサンは依頼する。




そのセジンが、多くの絵画を焼却処分する叔母に、

「もう少し時間が経てば名画になるかもしれないものに、どうしてこんなことを?」

と聞くと、叔母は、

「私たちの命は長いけど、絵画の命は短いものよ。 ここにある絵は検察の調査の証拠になってしまうものなの。 処分しておいてちょうだい」

と言って、去って行ってしまう。


セジンのところには、突然ドヤが現れたため、

「この間の資料には、手違いがあったみたいなの」

とセジンが言い訳をすると、ドヤは、セジンが持っていた絵画の筒を取り上げて、

「手違い、ね・・・。 この絵は俺に贈ってくれるものなのか?」

と言うため、セジンは、

「好きにしなさいよ。 手違いがあったことに、あなたは感謝することになるはずよ」

と答える。

「心が変わったり、何かあったら、連絡くれ」

と言って立ち去ろうとするドヤに、

「どうして、あの資料の出所が私だって言わなかったの?」

とセジンが言うため、

「情報源は言わないって、約束しただろ!」

と言って、ドヤは去って行く。




ヘリテージクラブを出ようとすると、そこにテサンが現れ、

「けん責処分で済んだんって、聞いたぞ」

というため、ドヤは、

「会ったついでに言っておきますが、ヘリム議員をあなたの政治のために利用するのはやめてください。 もしあのおばさんが涙を流すようなことがあれば、いくら検察出身の先輩だと言っても、黙ってはいないですから」

と告げて、去って行く。

その後すぐにセジンがやって来て、

「大丈夫ですか?」

と言うため、テサンは、

「責任は私が全て負うと約束したじゃないですか。 大丈夫ですよ」

と言って、セジンの肩に手を置く。







ワン室長が、台車に山積みの書類を運んできたため、

「その書類、何ですか?」

とヘリムが聞くと、国に入る監査関連の書類だという。

「南海島開発関連の書類も読まなきゃいけないのに、どうしよう・・・」

というヘリムに、ワン室長は、書類の内容を要約したものがあると勧めるが、

「国民のために、要約したものじゃなく、全ての書類に目を通さなきゃ」

とヘリムが言うため、

「そう言うと思いました。 でも健康には気をつけてくださいね」

と言って、ワン室長は去って行く。




南海島の土地については適切に処理するように、とオ議員に指示を出すチョ代表のところに、ドヤの父
親がコムタンを作って持ってきたため、

「大統領から依頼されたのでは?」

とチョ代表が聞くと、

「決してそうではありません。 息子のドヤが大変なご迷惑をおかけしましたようで、息子に代わって謝罪にまいりました」

と、ドヤの父親は答える。

すると、チョ代表は、

「子供に勝てる親はいないと言うが、まさにこのことですな」

と言って、ドヤの父親に笑いかける。

職員たちとともに、南海島開発に関する書類を見ながら、ヘリムが、

「開発業者がサンホ・グループに決まったことに関する書類が、見当たらないですね」

と言うと、ワン室長は、

「そういう細かいことは見ずに、先に進めましょうよ」

と言うが、ヘリムは、

「業者決定過程に関する書類も、公開されるんですよね? 入札に関する書類を集めてください」

と、ワン室長に指示を出す。


一方、ヘリムの元上司である報道局長が、チョ代表と会食しながら、

「テサン議員の動きが怪しい、という噂を耳にしたんですが。 何やら新人議員たちに声をかけているらしいですね」

と語ると、同席したオ議員は、

「これは反乱ですよ!」

と警戒するが、チョ代表が気に留めず、

「君みたいな人間が、早く私の下で働いてくれたら、どんなにいいか」

と言うため、オ議員は顔色が曇る。

そこに突然、ドヤが現れ、

「今回は、おかげさまで色々と勉強になりました。 今度お目にかかる時は、動かぬ証拠を持ってきますので」

とチョ代表に告げて帰って行き、チョ代表も無言になって表情が曇る。




そのドヤが、ヘリムの事務所に行くと、書類が山のように積まれたデスクで、ヘリムは眠ってしまっていた。




そこでドヤは、ヘリムにそっと上着をかけて帰り、ワン室長が入って来て起きたヘリムは、上着がかけられていることに驚いて、机の上に置いてあったドンハの絵を見つけ、ドヤに電話をかけ、

「来たんだったら、なぜ起こしてくれなかったの?」

と言うヘリムに、

「ドンハになかなか会えないな。 おばさん頑張れよ、ファイト!」

と言って、上着のないドヤは、寒そうに電話を切る。

ヘリムが国会に行くと、屋内を豚が走っていたりして慌ただしいため、

「国会はサーカスでもないのに、何の騒ぎなの?」

というヘリムに、ワン室長は、農林委員会所属の議員たちが、監査の時に国民から注目を浴びるために精一杯目立とうとしているからだ、と説明する。

「目立って有名になりたいのなら、国会議員じゃなくて芸能人になればいいのに」

と言うヘリムが、国会内の美容室に行くと、オ議員がパーマをかけており、

「ヘリム議員も、私と同じ海洋国土委員会に所属することになったようだな。 これもチョ代表のご配慮だから、南海島に関することは、知らなければ関与せず、無難に進めよう」

と、声をかけてくる。




一方ペク大統領は、ミン女史とセジンを大統領府に招き、ドヤの父が作ったコムタンを振る舞い、

「チャン・セジンと言ったよな? 母親にそっくりだ。 アメリカに渡って暮らしていると聞いたが」

とセジンに声をかけると、

「亡くなったので、少し前に韓国に戻って来ました。 母を覚えて下さり、ありがとうございます」

と、セジンは答える。

「美術を専攻したんだって? 今度大統領府の絵も見てはくれないか?」

と依頼する大統領に、ミン女史が、

「そうかと思いまして、大統領府にかける絵をひとつお持ちしたんです」

と言うと、大統領はありがとうと礼を言い、

「時代は変わった。 以前は美術が政治のために利用されたが、それももう終わったようだ」

とつぶやく。




食事が終わった後、ミン女史が、

「大統領は、あなたのことがお気に入りのようね。 これを機に、もう復讐など忘れて、自分のことについて考えれば?」

と言うと、セジンは、

「ありがたいことよね」

と答えるが、そこに先ほどコムタンを振る舞ったドヤの父が現れ、

「生年月日を教えてもらえませんか? ウチの息子は検事をやっているんですが、ちょっと相性を見ようかと思いまして」

と声をかけてくる。

「そんな、相性だなんて」

とミン女史は上品に笑い、セジンも

「目をかけてくださり、ありがとうございます」

と答えて去って行くが、ドヤの父は、

「キレイだ・・・。 理想の嫁のイメージとピッタリなのだけど。 惜しいな」

と、セジンの後姿を見つめる。