え~~~と読みたくない方はパスしてくださいね^^
「補欠選挙は、我々のクリーン政治の大勝利だ。 次の総選挙でも最善を尽くそう」
とチョ代表は言って乾杯し、ヘリムのところにやってきて、
「ナムソン地方の選挙は、大接戦だったようだな」
と話しかけてくる。
「11票差でした。 運がよかったですし、テサン議員のおかげです」
とヘリムが言うと、
「政治では運も実力のうちだ。 今回の経験が今後役に立つ」
とチョ代表は答え、
「今後ヘリム議員は、我が民友党の大きな力になるでしょう」
と、テサンは語る。
そこへ突然ドヤが現れ、
「チョ代表、召喚状です。 この間取り調べた時とは違って、今回はちゃんと召喚状を持って来ました。 我が国のクリーン政治のために、ご出頭をお願いします」
と言いながら、チョ代表に召喚状を渡して去って行く。
「ちょっと、こんな日にどうしてそんなことするのよ」
とヘリムはドヤを呼びとめ、ちょっとひどいのではないかとテサンも言うが、
「テサン議員、私が一番嫌いなことが何かご存知ですか? 裏で外側から検察に手を回そうとすることです。 私はそういうこと、一切受けませんので」
と告げて、ドヤは去って行く。
するとテサンは、
「ところで前から気になっていたのですが、ハ検事とはどういう関係ですか? 特別な関係のようですが」
とヘリムに聞き、
「同郷の友人です」
と、ヘリムは答える。
召喚状を叩きつけて怒るチョ代表に、
「一介の検事がこんなことをしてくるなんて、決定的な証拠でも出て来たんじゃないですか?」
と幹部議員は言い、
「堂々と対応なさるのが、よいかと」
とテサンは言うが、チョ代表は、
「誰が裏で動いているのか、調べろ」
と指示を出す。
ヘリテージクラブに現れたテサンに、
「ちょっといいですか? 補欠選挙勝利のプレゼントです」
と言いながら、セジンはネクタイピンをプレゼントする。
そしてセジンは、
「今後もテサン議員のお力になりたいんです。 キム・テボン議員がチョ代表に贈った絵の配送状をハ検事に見せたのは、ご存知ですよね? 他の議員の証拠書類も、叔母に見つからないように出せますが」
と、テサンに提案する。
国会に向かって歩いていたヘリムのところには、テサンが現れ、車でエスコートすると言う。
議員事務所に行くと、ワン室長が現れて、テサンの指示で今後一緒に仕事をすることになったと挨拶するため、ヘリムは喜び、テサンから議員バッジを渡されると、
「これ、本物の金ですか?」
と言ってバッジをかじり、それをジャケットの襟につけてあげながら、
「ヘリム議員、国民の代表になったこと、お祝いします」
とテサンに言われると、
「ありがとうございます。 一生懸命頑張ります」
と、ヘリムは答える。
一方、食事をしながら、支庁長が、
「いま検察の上の方では、大騒ぎしている。 今回の件、何とかならないのか。 俺は娘たちの父親で、食べていかなければならないんだ」
とドヤに言うが、
「ダメです。 もう抜いてしまった刀ですよ。 ヘリムさんも国会議員になったんですよ。 一度決心すれば、不可能なことはないんです。 俺を信じてください」
と言って、ドヤは受け入れようとしない。
オ議員から、民友党としてのレクチャーを受け、
「まず第一に、チョ代表の指示は絶対ですから、守ってください」
と言われたヘリムは、
「民友党は、軍隊ですか? 私たちは国民から選ばれたのですが」
と口を挟むが、細かいことを言わずに聞くようにとオ議員から釘を刺される。
ヘリムはワン室長から、臨時国会で議事にかける案件の書類を山のように渡されつつ、後で上から賛成票を投じるようにと指示が来ると言われ、
「それ、目をつぶって黙って賛成しろ、という意味ですか?」
と疑問を感じる。
書類に目を通しながら、窓の外で雨がたくさん降るのを見て、ヘリムは国会の前で子供をおぶってデモをしていた女性のことを思い出して、傘をさしてその女性のところに行き、
「お子さんがカゼひいちゃいますよ。 一旦どこかに避難しましょう
と声をかける。
ナムソン支庁長に電話をかけたオ議員のところには、ヘリムが女性を連れて現れ、
「この女性は、オ議員の出身地区の有権者です。 事情があるようなので、色々と調べてあげてください」
と、ヘリムはオ議員に頼む。
しかし、オ議員は、丁寧にその女性を部屋の外に出した後、
「言いたいことがあれば、デモをするんじゃなくて告訴すればいい。 いちいちつきあっていたら、国会議員の仕事が麻痺してしまう。 法でダメなことは、議員でもどうしようもできないんだ」
と言いだしたため、
「ちょっとひどいんじゃありませんか? 国民の投票によって、オ議員も選ばれたんですよね?」
と、ヘリムは問いかける。
「もうこの件は、私も調査したが、国に何の過ちもなかったんです」
とオ議員が言うため、それをヘリムが伝えると、話を聞いてくれただけでもありがたい、と言って、その女性は帰って行く。
すると、そこにテサンから電話がかかってきて、ヘリムは呼び出される。
ヘリムがヘリテージクラブに行くと、そこにはサンホ・グループのキム会長がいて、
「ナムソン地域へのLCD工場誘致、これから色々とお手伝いしてください」
と、ヘリムに挨拶する。
そこに、テサンの妻も現れ、
「お話はよく主人から聞いています。 女性のために力を尽くす主人を見るのは、初めてです」
と言って、ヘリムに挨拶をしてくる。
一方ドヤは、ある暴力団のボスのもとを、サウナに訪ねて、ナイフを見せながら、
「2カ月前、ある検事が刺された現場に落ちていた証拠物です。 誰がこれを使ったか、調べてもらえませんか? 最近あなたの周囲では、建設会社を脅迫しているという、よくない噂を聞きますよ。 傷が痛んで、眠れないんです。 捜査にご協力ください」
と、依頼する。
ナムソン支庁に現れたオ議員が、
「チョ代表は、議会が終わり次第出頭すると言っています。 それにしても、この遠くまで私を呼んだ理由は何ですか?」
と聞くため、支庁長は、
「チョ代表の休憩室は、このくらいの広さがあればいいでしょうか? 食事はどうしましょうか? この地域ではコムタンが有名なんですが」
と質問してくる。
「お任せしますから、ちゃんとやってください。 (こんな用事のために・・・)」
とオ議員は言って、支庁から帰って行く。
バイクに乗っていたドヤのところには、
「お前、偉い人を最近取り調べているんだって? 心配で夜も眠れないぞ」
と言って、父親から電話がかかってきたため、
「心配するなよ、親父。 こっちのコムタン食堂も、ちゃんと営業しているから」
と言ってドヤは電話を切るが、そこをオ議員の車が通り過ぎる。
そこで後を追い、車を停めさせたドヤが、
「ナムソンまで、どんなご用件ですか? キム・テボンの口を封じようと?」
と言うと、オ議員が
「平凡な検事が、チョ代表を召還までするとは」
と言うため、
「なぜ毎日2時間しか寝ないで勉強して検事になったか、ご存知ですか? 悪い政治家たちを捕まえるためです。 この間の補欠選挙での件は、私が大目に見てあげますが。 チョ代表が捕まったら、しっぽのようにくっついているあなたも終わりですね。 ホストクラブ通いの奥さんによろしく」
とドヤは言って、ひとり去って行く。
ヘリテージクラブに現れたチョ代表は、セジンの叔母を呼び出して、
「何を企んでいる? セジンのことだ。 彼女は何も知らないんだろ?」
と聞くと、セジンの叔母はそうだと答え、
「セジンは、あの母親の娘に間違いないのか? 万が一、私とセジンの話が世の中にバレたら、あなたもどうなるか、分かっているよな?」
と警告して、チョ代表は帰ろうとする。
そこへドヤから電話がかかってきて、
「召喚のこと、よろしくお願いしますね。 お忙しいからお忘れじゃないかと思いまして」
と、楽しそうに告げられる。
絵画の販売内訳書類をUSBメモリーにコピーしているセジンのところには、叔母が現れ、
「チョ代表に何をしたの? チョ代表が父親だと思うの?」
と聞くため、
「真実を知りたいだけなの。 チョ代表が私の父親であること、間違いないのよね?」
と、セジンは逆に聞き返す。
「万が一そうだとしても、チョ代表がそれを認めると思うの? あなたのお母さんがどんな目に遭ってアメリカに追い出されて亡くなったか、よく知っているでしょ? あなたもそうなりたいの?」
と話す叔母に、セジンは、
「もし父親なら、その代償を与えてあげたいの。 父親に間違いないのよね?」
と聞くが、叔母は、
「そうじゃないわ。 私まで巻き込まれるかもしれないのよ。 警告したからね、分かったわね?」
と告げて、去って行ってしまう。
国会の中の雰囲気がよくないため、その理由を聞くと、ワン室長が、
「今回の国会で民友党が提出した改正案に、市民団体なども反対しているからです。 知らなかったことにして、黙って賛成票を投じて下さい」
と言うため、ヘリムは、
「内容も知らずに投票することは、できないじゃないですか」
と言って、改正案の資料を持ってくるよう、ワン室長に頼む。
その改正案について、与野党で協議して対話をもって通過させてほしい、と言うペク大統領に、
「もしも強行採決になったら、どうしますか?」
とテサンが聞くと、ペク大統領は、
「私の任期中にそのようなことがないことを、信じて祈るだけだ。 それを党に伝えてくれ」
と、テサンに伝える。
ヘリムは、野党・福祉党の会議にそっと入って行くが見つかってしまい、出て行くように言われるが、福祉党のミン代表が理由を尋ねると、
「今回の改正案について、与野党でどのように考え方の差があるのかを知りたくて、聞きに来ました」
と言うため、ミン党代表は、よく内容を聞いてチョ代表に伝えてほしい、とヘリムの同席を許す。
一方、幼稚園でいじめられているドンハを偶然見かけたドヤは、幼児たちを検察に連れて行き、
「国会議員はいつもケンカばかりしている嘘つきだって、ニュース見てウチの親が言っていたんだ」
という幼児に、
「他の国会議員は知らないが、ドンハのお母さんは、そんな人じゃないぞ」
と言って、笑顔で説明する。
公務のため、ナムソン地方に車で向かうヘリムは、実家に電話をかけ、換わったドンハが、
「国会議員は、ケンカばかりしている嘘つきたちだって言われたんだけど、そうじゃないよね?」
と言うため、ヘリムは、ドンハの言うことが正しい、と言うのであった。
改正案の採決について、野党ともう一度話し合いをしてみてはどうか、と主張する議員に対して、
「話し合いも大事ですが、今回は力で法案を通しましょう。 強い与党を国民に見せるんです。 人数を考えても、法案を通せます」
と、テサンはチョ代表に主張する。
そこに再びドヤから電話がかかってきて、
「召喚のこと、忘れないでくださいね。 よろしくお願いします」
とドヤが言うため、チョ代表は頭に来て、携帯電話を机に投げつける。
ヘリムの実家には、ヘリムから電話がかかってきて、
「急な用事で、ソウルに戻らなくちゃいけなくなったの。 来週帰るからって、ドンハには伝えて」
と言い、電話を切ったヘリムが、どんな非常事態なのかと聞くと、
「今夜中に、法案を強行採決するようです」
と、ワン室長はヘリムに告げる。
ソウルに戻ったヘリムほか議員たちに、
「今回は、与党が一致団結しているところを、国民に見せましょう」
とテサンが言うが、
「ちょっと待ってください。 野党の案にも一理あるようですが」
とヘリムが言うため、テサンは、
「討論している時間はありません。 賛成票を投じるのが最善の方法です」
と言って、聞き入れようとしない。
チョ代表からも、議員たちに国会議場での対応について指示するオ議員のところに、強行採決実行の命令が下り、議員たちは議場に向かうが、ヘリムはひとりだけ向かおうとしない。
議場への入場を阻止しようとする野党議員たちのバリケードを突き破って、民友党議員は議場に入って行くが、その頃ヘリムは、
「どうしてもこうしなきゃいけないんですか? 与野党間で議論する余地があると思います。 私たちはそれぞれ、国民から選ばれた代表じゃないですか」
と主張するが、テサンは、
「ヘリム議員は、まだ政治が何かを分かっていない。 力で進めなければいけない時もあるんです。 私を信じてついて来てください」
と言って、ふたりは議場に向かう。
大騒動になっている議場を見て、選挙戦での苦労を思い出すヘリムに、
「早く投票して、退場してください」
とテサンが言うため、ヘリムは反対票を投じ、電光掲示板を見て、反対票を入れたことをテサンは確認する。
法案は無事通り、与党議員たちは喜ぶが、
「ヘリム議員は反対票を投じた。 一体どうなっているんだ? お前が推薦した人物だろ?」
と言うオ議員に、テサンは、
「お前がチョ代表の運転手をやっている時に、私は国会議員になったんだ」
と言いながら、
「ヘリム議員については、まず本人の考えを聞いてみましょう」
と、テサンはチョ代表に話す。
反対票を投じた自分のことが載っている新聞を見ているヘリムのところには、チョ代表から呼び出しがかかったため、
「とにかく、自分の過ちだったと言ってください」
とお願いするワン室長に、
「あなたも、私がそんなに大きな間違いをしたと、考えているんですか?」
と、ヘリムは聞く。
呼び出されたヘリムは、
「間違って、反対票を投じてしまったんだよな?」
と聞くチョ代表に、
「私は、自分の考えで反対票を入れました。 投票する時に、与党も野党もありますか?」
と答え、チョ代表から理由を求められると、
「資料をとよく読んで、野党の会議にも参加しましたが、いくら考えても争点が具体的に分かりませんでした。 それに、与野党が対話を持って進めるべきだと考えたので、反対票を入れました」
と、ヘリムは説明する。
ヘリムを除党すべきではないか、と言うオ議員に対し、責任は私が取りますとテサンが言うと、
「テサン議員に責任転嫁したくありません。 自分の責任は自分で取ります」
と告げるヘリムに、チョ代表は笑いながら、
「もう分かった。 今回はよい経験になっただろう、ヘリム議員。 この件はこれでおしまいだ」
と言って、話を切り上げる。
会議室を出ると、テサンは、
「我々は国会議員である以前に政党だ。 その意思に従えないのであれば、党から去った方がいい。 民友党の推薦で当選したことを、忘れないように」
とヘリムに告げて、去って行く。
そして、そこに突然ドヤが現れ,新聞記事を見せながら、
「おばさん、またやったな」
と話かけてきたため、ヘリムは驚く
「何だか、壁にぶつかっている気分だわ」
とつぶやくヘリムに、ドヤは、ドンハと友達が仲直りする動画を見せて、
「これで気分がスッキリした? おばさん、俺が投じた1票が間違っていなかったと思わせてくれて、ありがとう」
と、お礼を言う。
「でも、これからも自分の考えを貫けるか、分からないわ・・・」
と心配するヘリムに、
「おばさんなら、大丈夫、できるさ。 ファイト!」
と言って、ドヤはヘリムを応援する。
一方、ヘリムの元上司である報道局長が、
「政治に対する国民の信頼が、落ちているぞ」
と言うと、テサンは、
「国民に信頼してもらえるよう、しなきゃならない。 “世代交代論”は、どうだ?」
と答える。
そこで報道局長は、すぐにチョ代表に電話をかけて、
「どうしますか? 代表のお考えに従いますが」
と、指示を仰ぐと、
「世代交代? タイミングは悪くないな。 政治討論番組で、その話進めてくれ。 ただしこちらからは、テサン議員ではなく、私が選んだ人間を送り込む」
とチョ代表は指示して、電話を切る。
ヘリムのところには、政治討論番組への出演依頼が行き、それを聞いたテサンは、
「一体どういうことだ?」
と報道局長に聞くが、
「ヘリム議員は、お前が推薦した人物だろ?」
と、テサンに答える。
テサンは、ワン室長を呼び出し、
「なぜヘリム議員のところにあなたを送り込んだか、分かりますよね? ヘリム議員は、どこに飛んで行ってしまうか、まだ分からないんです。 討論会の資料です。 世代交代を訴えてください」
と言いながら、資料を渡す。
そして討論番組「広場討論」が、「国政はこれでよいのか?」という題材のもとに始まり、
「世代交代論が出ているようですが、どうお考えですか? 先日の反対票についてもお話下さい」
と司会者から問いかけられると、
「私は『ポロロ』のお姉さんで、ケンカをしないで仲よくしましょう、と言ってきました。 ですが大人の我々政治家は、ケンカばかりしています。 そして政治家は、選挙の時は票を獲得するために、国民を尊敬していると言いますが、選挙以外の時は実は尊敬していません。 国民は国の主人公で、国会議員の親でもあります。 親が子にするように、よくないことをする国会議員は、国民のみなさんがぶたなければいけません。 国民のみなさんだけが希望です。この国の主人公が誰か、教えてあげてください。 政治を国民のもとに取り戻してください」
と言って、涙ながらに訴えかける。
すると、番組を見ていたドヤは、
「いいぞ、おばさん! それだ!」
と言って拍手し、スタジオの観客たちも一斉に立ちあがって拍手するのであった。

