2018
01(09/11) ツイッター“不適切投稿”岡口裁判官を審理(NNN)
2019
02(03/04) ツイッター“不適切投稿”岡口裁判官を聴取(NNN)
03(03/18) 岡口基一裁判官の罷免求め請求状(JNN)
04(11/15)処分の裁判官がまた不適切投稿(JNN)
2020
05(01/27)事件の遺族を“侮辱”か、裁判官 懲戒申し立て(JNN)
06(08/26)不適切投稿の裁判官を戒告処分、最高裁(JNN)
07(08/26)FBに“不適切投稿”裁判官に戒告決定(NNN)
2021
08(08/11)SNSで遺族を“侮辱”岡口判事の職務停止 弾劾裁判所が決定(JNN)
09(08/12) 女子高生殺害事件めぐりSNSで不適切投稿 弾劾訴追の裁判官 職務停止(FNN)
2023
10(01/28) SNS投稿 岡口判事に賠償命令 「人格などを否定する侮辱的表現」(FNN)
11(03/15)「人の人生を左右する裁判官の職責よいのか」娘の殺害事件を“侮辱された”父が岡口基一判事の弾劾
裁判で訴え(JNN)
12(07/26) SNS投稿巡る弾劾裁判…岡口判事が来年3月に裁判官を辞める意向を明らかに (ANN)
13(12/20) 岡口基一判事の弾劾裁判 本人尋問で「量刑がおかしいのではないかと思い投稿した」「SNSは本当
に怖いと思った」(JNN)
2024
14(04/03)【速報】SNS不適切投稿、岡口基一裁判官に「罷免」判決 弾劾裁判所(NNN)
15(04/03) SNSの投稿めぐる罷免は初 岡口基一裁判官に「罷免」判決(NNN)
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日テレNEWS24 2018年9月11日 19:01
ツイッターに不適切な内容を投稿したとして懲戒処分を申し立てられた裁判官の審理が行われた。
東京高裁の岡口基一裁判官は飼い犬の所有権が争われた民事裁判についてツイッター上に不適切な投稿をしたとして、懲戒処分を求める分限裁判の申し立てをされていた。
11日、最高裁判所で岡口裁判官の主張を聞く「審問」という手続きが行われた。その後、記者会見した岡口裁判官は、懲戒処分の申し立てを批判した。
岡口裁判官「漠然とした申し立てがされたっていうのが、やはり裁判所的には問題ですよね。今ありえないことが起こってるんですね。法治国家としてもありえない」
岡口裁判官はツイッターへの投稿を巡り、これまでに2回厳重注意を受けていた。
日テレNEWS24 2019年3月4日 23:32
国会の裁判官訴追委員会は、ツイッターに不適切な内容を投稿したとして最高裁から戒告処分を受けた岡口基一裁判官を呼び出し、投稿について事情を聞いた。
岡口裁判官はツイッターに投稿した内容が「裁判官に対する国民の信頼を損ねる」などとして、去年、最高裁から戒告処分を受けている。こうした投稿について、国会議員で構成される裁判官訴追委員会が4日、岡口裁判官を呼び出し、事情を聞いた。
関係者によると、この日の聴取では、戒告処分を受けた飼い犬の所有権が争われた裁判に関する投稿のほかに、女子高校生が殺害された事件についての投稿についても委員から質問があり、岡口裁判官がそれに答えたという。
訴追委員会は今後、岡口裁判官について、裁判官を辞めさせるべきかを判断する弾劾裁判所に訴追するかどうか、慎重に検討するとみられる。
03
TBSニュース 18日 23時04分
東京高裁の岡口基一裁判官(53)がツイッターに不適切な投稿をして訴訟当事者を傷つけたとして、訴訟当事者の代理人が国会の裁判官訴追委員会に岡口裁判官を罷免するよう求める請求状を提出しました。
東京高裁で民事裁判を担当している岡口基一裁判官(53)は、自分が担当していない裁判についてツイッターに投稿し、裁判の当事者を傷つけたとして戒告の処分を受けています。
岡口氏をめぐっては、今月4日、国会の裁判官訴追委員会が聞き取りを行っていて、岡口氏側は「投稿は表現の自由として保護されるべきだ」などとする意見書を提出しました。
岡口氏は去年5月、高裁で判決があった犬の所有権をめぐる裁判で、「え?あなた?この犬を捨てたんでしょ?」などと投稿していますが、18日、この裁判で元飼い主の代理人を務めた弁護士が、岡口氏の罷免を求める請求状を訴追委員会に提出しました。
請求状で元飼い主側は「多くの不特定多数と一緒になって誹謗中傷され、強い精神的ショックを受けた」と主張しています。
ツイッターの不適切な書き込みで最高裁から戒告処分を受けた裁判官が、フェイスブックで「遺族は俺を非難するように洗脳された」などと、書き込んでいたことが分かりました。
岡口基一裁判官(53)はおととし、東京・江戸川区で岩瀬加奈さん(当時17)が殺害された事件をめぐり、ツイッターで不適切な投稿をしたとして東京高裁から厳重注意を受けたほか、その後の投稿も問題となり、最高裁から戒告処分を受けました。
岩瀬さんの遺族によりますと、岡口裁判官は今月12日、フェイスブックに「遺族の方々は、俺を非難するようにと東京高裁事務局に洗脳された」などと書き込んでいたということです。
岩瀬さんの母親の裕見子さんは取材に対し、「書き込まれたのは娘の命日だった。なぜ、よりによって命日に書き込んだのか。遺族として絶対に許せない」と話していて、改めて抗議することも検討しているということです。
TBSニュース 1月27日 18時54分
ツイッターに不適切な投稿をして処分を受けた裁判官が、今度はフェイスブックに事件の遺族を侮辱する書き込みをしたとして仙台高裁が最高裁に懲戒を申し立てました。
懲戒を申し立てられたのは、仙台高裁の岡口基一裁判官(53)です。仙台高裁などによりますと、岡口裁判官は2015年に東京・江戸川区で岩瀬加奈さん(当時17)が殺害された事件を巡り、去年11月、フェイスブックに「遺族の方々は俺を非難するようにと東京高裁事務局に洗脳された」などと書き込んだということです。
岡口裁判官は、東京高裁の裁判官だった2017年12月にもこの事件を巡りツイッターで不適切な投稿をしたとして厳重注意を受けたほか、別の投稿も問題となり、おととし、最高裁から戒告処分を受けていました。
仙台高裁は岡口裁判官の投稿について「品位を辱める行為で懲戒処分に相当する」としていて、今後、最高裁が分限裁判を開き処分を決めることになります。
殺人事件の被害者遺族を侮辱する内容を自身のフェイスブックに投稿したとして、最高裁大法廷は仙台高裁の岡口基一裁判官を戒告処分としました。
岡口基一裁判官(54)は2017年、東京・江戸川区で起きた女子高生殺害事件について、「無残にも殺されてしまった17歳の女性」と自身のツイッターで投稿。この投稿に抗議した遺族に対して、岡口裁判官は「俺を非難するように洗脳された」などと自身のフェイスブックで投稿していて、仙台高裁が、裁判官の懲戒を判断する「分限裁判」を行うよう最高裁に申し立てていました。
最高裁大法廷は26日付で、こうした投稿が「抗議していた遺族の心情を傷つけるもので、裁判官に対する国民の信頼を損ねる言動」として、岡口裁判官を戒告処分とする決定をしました。岡口裁判官は2018年にも別の民事事件をめぐる投稿で戒告の懲戒処分を受けていて、今回が2度目の懲戒処分となります。
仙台高裁は、「当高裁所属の裁判官が戒告とされるに至ったことは遺憾であり、このことを重く受け止めている」とコメントした一方、岡口裁判官の投稿に抗議した遺族は、「戒告処分を受けても、岡口判事は裁判官を続け、何も変わらない。『戒告』という処分の重みが感じられない」とのコメントを出しました。
日テレNEWS24 2020年8月26日 20:05
フェイスブックに不適切な内容を投稿したとして懲戒処分を申し立てられた裁判官の分限裁判で、最高裁は戒告の決定をしました。
仙台高裁の岡口基一裁判官は、女子高校生が殺害された事件の遺族を侮辱するような内容を、去年11月にフェイスブックに投稿したとして、懲戒処分を求める分限裁判の申し立てをされていました。
26日、最高裁は投稿について、「犯罪被害者やその遺族の心情を理解し、配慮することのできない裁判官ではないかとの疑念を広く抱かせるものであって、裁判官に対する国民の信頼を損ねる言動である」として、岡口裁判官を戒告としました。
岡口裁判官は、2年前に民事裁判についてツイッター上に不適切な投稿をしたとして戒告の決定を受けており、裁判官が2回目の懲戒処分を受けるのは異例のことです。
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08
TBSニュース 11日 19時23分
殺人事件の被害者遺族を侮辱する内容をSNSに投稿したなどとして、弾劾裁判所に訴追されている仙台高裁の岡口基一判事について、弾劾裁判所が職務を停止する決定をしたことがわかりました。
岡口基一判事(55)は、東京・江戸川区で2015年に起きた女子高生殺害事件について、「無残にも殺されてしまった17歳の女性」などと自身のSNSで投稿し、今年6月、罷免するかどうかを判断する弾劾裁判所に訴追されました。
裁判の日程はまだ決まっていませんが、弾劾裁判所によりますと、国会議員で構成される裁判員が先月29日付けで岡口判事の職務停止を決定したということです。
法律では、弾劾裁判の前であっても「相当と認めるときは、罷免の訴追を受けた裁判官の職務を停止することができる」とされています。今回の決定は、弾劾裁判の判決が出るまで効力があり、岡口判事はそれまでの間、職務にあたることができなくなります。
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09
FNN 2021年8月12日 木曜 午後0:00
SNSの不適切な投稿で訴追された、仙台高裁の岡口基一裁判官(55)について、国会の弾劾裁判所が、判決が出るまでの間、職務を停止する決定をしたことがわかった。
岡口裁判官は、2015年に東京・江戸川区で女子高生が殺害された事件をめぐって、SNSで「無残にも殺されてしまった17歳の女性」と不適切な投稿をしたなどとして、2021年6月、国会の弾劾裁判所に訴追された。
裁判の日程は決まっていないが、弾劾裁判所は7月29日付で、判決が出るまでの間、岡口裁判官の職務を停止する決定をしたという。
SNSの投稿をめぐって、裁判官の職務が停止されるのは初めて。
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10
FNN 2023年1月28日 土曜 午前7:50
東京都内の女子高生が殺害された事件について、裁判官がSNSなどに投稿した内容で精神的苦痛を受けたなどとして遺族が損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は、裁判官に44万円の支払いを命じた。
この裁判は、2015年に東京・江戸川区で、女子高生の岩瀬加奈さん(当時17)が殺害された事件をめぐり、仙台高裁の岡口基一裁判官がSNSに投稿した内容で、遺族が「名誉を毀損された」として165万円の損害賠償を求めていたもの。
27日の判決で東京地裁は、3つの投稿のうち、加奈さんの命日に行った「遺族は俺を非難するよう洗脳されている」という投稿について、「事実に反して人格などを否定する侮辱的表現」と判断し、岡口裁判官に44万円の支払いを命じた。
一方、その他の投稿については、裁判官も表現の自由が保障され、違法とまでは言えないと判断した。
加奈さんの母「判決では、職責の重さを考えてもらえてなかった部分があったなと」
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JNN 2023年3月15日(水) 19:41
SNSへの投稿で殺人事件の被害者遺族を侮辱したなどとして訴追された仙台高裁の岡口基一判事の弾劾裁判で、きょう遺族が証言台に立ち、「娘を殺されて悲しんでいる親の気持ちが理解できない人に、人の人生を左右する裁判官としての職責が与えられてよいのか」と訴えました。
岡口基一判事(57)は東京・江戸川区で高校生の岩瀬加奈さん(当時17)が殺害された事件について、2017年に自身のSNSで「無残にも殺されてしまった17歳の女性」などと投稿していました。
こうした行為が「裁判官としての威信を著しく失う非行」に当たるとして訴追され、裁判官を辞めさせるべきかどうか、弾劾裁判所で審理が行われています。
きょうは加奈さんの父親の証人尋問が行われ、父親は「岡口判事は私たちが嫌がること、やめてくれということを繰り返し繰り返し投稿しました。娘を殺されて悲しんでいる親の気持ちが理解できない人に、人の人生を左右する裁判官としての職責が与えられてよいのかを判断してほしい」などと訴えました。
岡口判事側はこれまでの裁判で争う姿勢を示しています。
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ANN 2023/07/26 21:40
SNSで不適切な投稿をしたとして訴追された仙台高裁の岡口基一裁判官の弾劾裁判で、岡口裁判官が来年3月に裁判官を辞める意向であると明らかにしました。
岡口基一裁判官(57)は実名のツイッターで殺人事件の遺族を傷付ける投稿をしたなどとして、国会の弾劾裁判所に訴追されています。
26日に行われた8回目の裁判で、弁護側は「裁判官としての威信を著しく失わせる非行には至っていない」と主張しましたが、、岡口裁判官が任期満了となる来年3月に裁判官を辞める意向だと明かしました。
裁判官は10年ごとに任期を迎え、希望を出せば再任することができますが、再任希望を出さないということです。
岡口裁判官は「被害者遺族に対し、不快な思いをさせたことについて責任を取る」とする一方、「今後も罷免(ひめん)事由に該当しない旨主張する」とコメントしています。
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JNN 2023年12月20日(水) 20:38
殺人事件の被害者遺族をSNSで侮辱したなどとして裁判官をやめさせるか審理されている仙台高裁の岡口基一判事の弾劾裁判で、岡口判事本人が「量刑がおかしいのではないかと思い投稿した」などと述べました。
岡口基一判事(57)は、高校生の岩瀬加奈さん(当時17)が都内で殺害された事件について、旧ツイッターに「無惨にも殺されてしまった17歳の女性」と投稿するなど、SNSに不適切な投稿を繰り返したとして訴追されました。
きょう午後、本人への尋問が行われ岡口判事は「悲惨な事件で死刑が相当だと思ったが、無期懲役で量刑的におかしいんじゃないかと思い投稿した」と述べました。
また、遺族について「真意が伝わらずに不快な思いをさせてしまい本当に申し訳ないし、SNSは本当に怖いなと思いました」と話しました。
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NNN 2024年4月3日 16:18
SNSへの不適切な投稿で殺人事件の遺族を傷つけたなどとして、裁判官弾劾裁判所に訴追された仙台高裁の岡口基一裁判官(58)に対し、弾劾裁判所は3日、裁判官を辞めさせる「罷免」の判決を言い渡しました。
これまでの弾劾裁判で訴追委員会側は、投稿により、「遺族の感情を傷つけるとともに侮辱した」として、岡口裁判官の罷免を求めていました。
一方、弁護側は、過去に罷免された裁判官の事例を挙げた上で、「犯罪行為と同じ程度に『裁判官としての威信を著しく失うべき非行』と評価できない限り、罷免はできない」などと反論していました。
3日の罷免判決により、岡口裁判官は失職し、法曹資格を失います。
弾劾裁判所で罷免された裁判官は、これで8人目ですが、SNSの投稿をめぐり弾劾裁判が開かれたのは今回が初めてです。
目次
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NNN 2024年4月3日 19:34
SNSへの不適切な投稿などをめぐり、裁判官弾劾裁判所は3日、仙台高裁の岡口基一裁判官に対し、裁判官を辞めさせる「罷免」の判決を言い渡しました。
仙台高裁の岡口基一裁判官は、殺人事件の遺族に関するSNSへの不適切な投稿などをめぐり、3年前、裁判官弾劾裁判所に訴追されました。
弾劾裁判所は3日、岡口裁判官による投稿などについて、「度重なる投稿などによって遺族に精神的苦痛を与え続けてきた」「表現の自由として裁判官に許容される限度を逸脱したといわざるを得ない」と指摘し、裁判官を辞めさせる「罷免」の判決を言い渡しました。
岡口裁判官の弁護士「極めて乱暴というか論理も何もない結論。現役裁判官に対する萎縮効果は大変大きいと思います」
判決を受け、遺族は「『表現の自由』『言論の自由』 とは何を言っても許されるのではなく、必ず責任が伴うという、今の時代に沿った判決が出て安心しております」とコメントしています。
弾劾裁判で罷免された裁判官は8人目ですが、SNSの投稿をめぐる罷免判決は初めてです。
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【半島乞食メモ】裁判官の岡口基一
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